漫画を楽しむ・知る
漫画の形式や読み方など、知っておくと楽しくなる話をまとめています。
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漫画を楽しむ・知る冒険漫画とは|目的地と道中の変化を楽しむ遠くへ行くことだけが冒険ではありません。出発点・目的・途中の出来事・選択・出会い・関係の変化・目的の変化・終わり方という八つの軸で、道のりで何が変わったかを読む見方をまとめました。到達も帰還も、成功の印としては扱いません。
漫画を楽しむ・知る漫画のコマはどの順に読む?迷いやすい配置を図解多くの作品では右上から始まって左下で終わりますが、これは唯一の決まりではありません。この記事のためにこしらえたページへ番号を振り、素直な並びと迷いやすい並びを並べて見ます。迷ったときに見る手がかりも四つ挙げました。描く側の話には入りません。
漫画を楽しむ・知る漫画の見開きを読む|左右のページが作る表現見開きでは、左右が一度に目に入ります。広がり・対比・間・視線の動きという四つを、単ページのときと見比べる読み方をまとめました。読む側から気づける話だけを扱い、どう描くか・どう配置するかには入りません。
漫画を楽しむ・知る漫画のオノマトペを楽しむ|音以外も表す文字絵の上に置かれた文字は、鳴っている音だけを表しているわけではありません。動き・状態・感覚・雰囲気も同じ形で書かれます。この記事のためにこしらえた場面へ同じ語を置いて、まわりが変わると読みが変わることを見ます。一語一義では覚えません。
漫画を楽しむ・知る漫画の集中線が伝えるもの|視線と強調の読み方中身が同じ面でも、内側へ向かう線があるかないかで見え方が変わります。視線の集中・注目対象・瞬間性・驚き・動きの印象・静かな面との差という六つを、読む側から見比べる方法をまとめました。描き方には入りません。
漫画を楽しむ・知る吹き出しの形は何を伝える?漫画の声の読み方同じ台詞を四つの形に入れて並べました。形が変わると、声の強さや遠さや心の内らしさの受け取りが変わります。ただし丸なら普通、とがっていれば怒り、といった割り当ては決まっていません。形ごとの読まれ方は一つではなく、作品ごとにも違います。
漫画を楽しむ・知る漫画の黒とトーンを読む|明暗が伝える雰囲気同じ形でも、地が明るいか暗いかで見え方が変わります。暗い面の広さ・場所・人物と背景の分かれ方・奥行き・視線の落ち先・前後との差という六つを、読む側から見比べる方法をまとめました。塗り方には入りません。
漫画を楽しむ・知る漫画の余白を楽しむ|間と時間の感じ方コマとコマのあいだの空きは、ただの隙間ではありません。同じ並びのコマを上下に二度置き、あいだの空きだけを変えて見比べます。ただし広ければ時間が長い、狭ければ速い、という対応にはなりません。空きに何が入るかは読む側が決めています。
漫画を楽しむ・知る漫画のモノローグとは|会話との読み分け声に出している言葉と、そうでない言葉。相手・返事・囲み・前後・時間・続き方という六つの手がかりで読み分ける方法をまとめました。置かれ方だけでは決まりません。本音や建前と結び付けることもしません。
漫画を楽しむ・知る漫画の回想を見分ける|時間が変わる手がかり枠・色・言葉という三つの手がかりがありますが、どれか一つだけでは時間が動いたとは決まりません。手がかりを一つずつ足していくと読み方がどう変わるかと、同じ手がかりが回想以外にも使われる例を、こしらえた場面で並べました。
漫画を楽しむ・知る伏線を楽しむ読み返し方|後から気づく手がかり読み返すと、一度目には通り過ぎたところが目に留まることがあります。引っかかり・繰り返し・言い回し・説明のなさ・後の場面・読み返しという六つを控えておく方法をまとめました。初読の時点で伏線だと決める必要はありません。
漫画を楽しむ・知る漫画の構図を味わう|距離と角度から読む同じ人が同じことをしていても、どれくらい離れて見えるか、どの高さから見えるかで印象が変わります。距離だけを変えた三つと、角度だけを変えた三つをこしらえて並べました。近いほど気持ちが強い、見上げれば偉い、といった対応は置きません。