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自主制作漫画を読むには|公開場所の探し方

公開日

作者自身が出している作品は、作者の公式から順にたどると読む場所まで行けます。作者の側から入る道筋と作品の側から入る道筋を分け、どこで何を確かめるかをまとめました。読めるかどうかや値段は、確かめていないなら書きません。

「自主制作漫画を読むには」を表したイラスト

作者の側から入ると早い

作者が自分で出している作品を読みたい。そう思ったとき、作品名だけで探すと、どこで読めるのかが分からないまま止まりがちです。

作者の公式から入ると、たいていそのまま読む場所まで続いています。 作者が自分で出しているものなら、どこで読めるかを示しているのも作者自身だからです。

作者・公式発信・作品紹介・読む場所の四段に、作者側と作品側の二つの入口が入る図
四段に上下はありません。入口が二つあるだけです

この記事は、その道筋をたどる順番をまとめたものです。

「自主制作」はひとつの意味ではない

言葉の幅を先に確かめておきます。

自分で作って自分で出していること、商業の連載ではないこと、同人としての活動、小さく作って配ること。重なることはありますが、同じ意味ではありません。

この記事で決めた定義を当てはめることはしません。 作者や出している側がどう書いているかを、そのまま受け取ります。

発信の絵・無料・同人であることを自主制作の目印にしない

作者の側から入る

作者の公式から順にたどります。

作者の公式サイトや、作者本人が出している場所。そこに作品の一覧や紹介があり、そこから読む場所や買う場所へのリンクが置かれていることがあります。

実際にいくつかの作者の公式をたどってみると、作品の一覧から試し読みや購入の入口へ、そのまま続いている形がありました。 作者自身が出している店へ行けるようになっていることもあります。

作者の公式が見つかれば、そこが起点になります。 どこで読めるかを一番よく知っているのは作者本人だからです。

発信は入口であって、置き場とは限らない

作者本人の発信を見つけたときも、そこが作品を置いている場所とは限りません。

多くの場合、発信にあるのは告知や一部の絵で、本体は別の場所にあります。 発信から公式サイトや読む場所へのリンクが置かれていれば、そこをたどります。

リンクが見当たらないなら、そこで止めて構いません。 発信に載っている画像を保存して読んだことにする、というのはこの記事の範囲外です。

発信そのものが公開の場になっていることもあります。 そのときは作者がそう書いているはずなので、書いてあるとおりに受け取ります。

作品の側から入ったとき

作品名しか分からない場合は、逆からたどることになります。

作品のページを見つけて、そこから作者の紹介へ行き、作者の公式へ。ただし、こちらの向きは途中で切れていることがあります。

作者側から入る道筋と作品側から入る道筋を並べた図
同じ読む場所に着きますが、戻れるとは限りません

確認する場所と、見ること

確認する場所 見ること
作者公式 作品への導線があるか
作品紹介 読む場所が示されるか
公開ページ 作者とつながるか
販売ページ 正規の導線か
作者の発信 公式からつながるか
確認する場所を同じ大きさの枠で並べた図
並びに順位はありません

人がまとめた一覧で分かるのは、名前と作品名までです。 そこから先は作者の側へ移って、出している本人の表示で確かめます。

読む場所は、四つの形のどれか

導線をたどって「読む場所」まで着いたとして、そこで何ができるかは形によって違います。 今すぐ読めることもあれば、待つことも、次の機会まで読めないこともあります。先にこの区別を知っておくと、着いてから戸惑いません。

公開の形 いま読めるか
Webで公開 開けばすぐ
電子で販売 買えば読める
紙の本を通販 届くまで待つ
催しでの頒布 次の機会まで

Webでそのまま公開されている形なら、たどり着いた時点で読めます。 ただし、公開が期間を区切られていることも、途中までしか出ていないこともあります。 どこまで出ているかは、そのページの表示を見ます。

電子で売られている形では、買う手続きが入ります。 作者自身の店から買える場合と、別の販売の場所を経由する場合があります。どちらも作者が示している導線なら正規です。 値段や条件はその場の表示に従います。

紙の本を通販で買う形では、届くまで読めません。 在庫の有無や配送の条件が絡むので、着いた時点で読めるとは限りません。 控えるときは「通販あり」までにして、条件は書き写しません。

催しでのみ頒布される形では、オンラインでは読めません。 導線をたどり切っても、行き先が「次の催しで」になっていることがあります。 これは行き止まりではなく、そういう公開の形です。その場合の段取りは、催しに行く準備の記事のほうが詳しく扱っています。

形は途中で変わります。 催しで出したあとに電子で出す、Webで公開していたものを本にまとめる。だから「この作品は読めない」と控えるより、「見た時点ではこの形だった」と書いておくほうが後で使えます。

転載された置き場を通らない

ここは譲れないところです。

読めるかどうかを、確かめずに書かない

値段や送料も、確かめずに書かない

無料か有料か、いくらか、どう払うか、送料がかかるか、まだ在庫があるか。 これらも同じです。

書かないこと 中身
読めるか 今も公開されているか
値段 有料か無料か
送料 配送の条件
在庫 手に入るか
名義 同じ人かどうか
確かめずに書かないことを同じ大きさの枠で並べた図
並びに順位はありません

条件は変わります。 書いた時点で正しくても、読む人が見るときには違っているかもしれません。その場の表示に従ってください。

同じ人かどうかを決めない

筆名、以前の名義、別の名義、同じ名前の別の人。 これらを同じ人だと決めるのは、公式の導線でつながっている場合だけです。

絵柄が似ている、扱う題材が近い、活動していた時期が重なる。どれも根拠になりません。 結び付けて間違えたとき、困るのは書いた側ではなく名前を出された側です。

たどれなかったら、たどれないままにしておきます。

架空例でたどり方を見る

説明のために、架空の場面を4つ挙げます。 実在する場所や作品ではありません。

入口横断・作家追跡・即売会準備の記事との境目

近い場所にある記事との差を、先に書いておきます。

商業連載以外の作品へたどり着く入口を横断する話は、この記事の親にあたります。 あちらは入口をいくつか並べて比べるところが中心でした。 こちらは作者が自分で出している作品に絞って、公式の導線を最後までたどります。

作者の発信を追いかける話とは、目的が違います。 あちらはこれから出るものを見逃さないために人をたどる話です。 こちらは、いま出ているものを読む場所に着くための話です。

催しに行く準備の話とも分かれます。 そちらは出かける側の段取りで、この記事はオンラインでたどれる範囲に留めています。

導線をたどる前に見る5点

自主制作の作品へたどるときに確認したい5項目のチェックリスト
全部そろわないことのほうが多いです
見るところ 確認すること
入口 どちらから来たか
公式 本人の場所か
導線 読む場所へ行けるか
出所 転載でないか
未確認 断定していないか

結局、自主制作は「作品名」ではなく「作者の公式」から入る

やることは結局ひとつです。作者の公式を先に見つけて、そこから示されている場所へ行くこと。

作品名から入ったときは戻れないこともあるので、分からなくなったら作者の側から探し直せば済みます。

そして、たどり着けない日もあります。 公開が止まっていることも、そもそも公開していないこともあります。見つからないことを、無いことにしなければ、それで十分です。

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