シルエットでキャラクターを区別する方法
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色や模様を外して黒く塗ると、誰が誰か分からなくなることがあります。自作の人物三人を同じ条件で塗りつぶし、身長・体格・髪・服の外形・持ち物・ポーズのどこで差が出ているかを比べます。
塗りつぶすと誰か分からない
描き分けたつもりの人物を黒く塗ると、同じ形に見えることがあります。
顔や服の細かい描き込みで分けていたからです。 遠景や小さいコマでは、そこまで見えません。
そこで、外形だけで見分けられるかを確かめます。 塗りつぶして並べます。
外形で出る六つ
| 外形の差 | 出るところ |
|---|---|
| 身長 | 全体の高さ |
| 体格 | 肩から腰の幅 |
| 髪と帽子 | 頭の上の形 |
| 服の外形 | 裾や袖の張り出し |
| 持ち物 | 体の横の出っ張り |
| 姿勢 | 上体の傾き |
身長は全体の高さです。 いちばん遠くからでも効きます。
体格は肩から腰の幅です。 身長が同じでも別人に見えます。
髪と帽子は頭の上の形を変えます。 頭は小さいコマでも残ります。
服の外形・持ち物・姿勢は、輪郭の外側に出っ張りを作ります。 どれか一つで足ります。
同じ条件で黒く塗る
三人の輪郭はすべてこちらで組みました。誰かの体型をなぞったものではありません。
塗りの色は三人とも同じにしてあります。 色を変えると、外形で見分けた証明になりません。
この図の座標で測ると、高さは 196・158・222 です。 最大幅は 54・106・43 になります。
高さと幅のどちらかが違えば、輪郭だけで分かれます。
塗って並べる手順
塗り方がそろっていないと、外形の差を見たことになりません。
同じ姿勢で並べます。 片方だけ動きのある姿勢だと、その差で分かれます。
同じ大きさにそろえます。 身長の差を見たいなら、縮尺は同じにします。
同じ色で塗ります。 濃さを変えると、色で見分けたことになります。
髪と持ち物も塗り込みます。 外形に含まれるので、別の色にしません。
| そろえるもの | そろえないと |
|---|---|
| 姿勢 | 動きで分かれる |
| 大きさ | 縮尺で分かれる |
| 色 | 色で分かれる |
どこが差になっているか
六つのどれで離してもかまいません。
一人目は髪、二人目は帽子と持ち物、三人目は高さで離しています。 全部を使ってはいません。
同じ差を全員に付ける必要はありません。 一人ずつ別の場所で離せます。
札の並びに順番の意味はありません。
形に優劣は無い
塗りの色をそろえて比べ、離す場所は一人ずつ変える。 やることはこの二手です。
色や模様では代わりにならない
髪や服の色で分けると、白黒のページで消えます。
模様も、縮むとつぶれます。 小さいコマでは面として見えます。
外形で離しておくと、色を外しても残ります。 順序としては外形が先です。
色と模様は、外形の差に足すものです。
群衆の中で見分ける
二人並べて分かれても、大勢の中では埋もれることがあります。
縮小して並べます。 実際に群衆として出る大きさまで小さくします。
同じ形の人物を周りに置きます。 背景の人物を簡単な形で並べるだけで足ります。
その中で目が行くかを見ます。 行かなければ、外形の差が足りません。
足すのは高さか、頭の上の形です。 この二つは小さくしても残ります。
服の外形や持ち物は、縮むと消えることがあります。 群衆で使う人物には向きません。
一人だけ大きく外す手もある
全員を少しずつ離すより、一人だけ大きく外すほうが早い場合があります。
その一人が画面にいるかどうかが、遠くからでも分かります。 群衆の中でも追えます。
残りは似ていて構いません。 見分けたい人物を決めておきます。
誰を外すかは話の側で決まります。
顔を描き分ける記事は中の差
輪郭とパーツの高さを扱う記事は、顔の中の違いを作る側にあります。
あちらが動かすのは顔の内側、ここで動かすのは体の外形です。
顔が見えない距離でも効くのが、この見分け方です。 二つは重ねて使えます。
顔から決めたい場合は、そちらを先に通します。
全身の据わりを見る記事は別の軸
頭身と重心を扱う記事は、立って見えるかどうかを見ます。
あちらは据わり、ここは見分けです。
据わりが良くても、外形が似ていれば区別は付きません。 別々に確かめられます。
据わりのほうを直したい場合は、そちらへ進めます。
塗ったあと三つを見る
| 塗ったあと | 確認すること |
|---|---|
| 高さ | 差があるか |
| 幅 | 差があるか |
| 頭の上 | 形が違うか |
二人だけ、黒く塗って並べる
いま見分けが付きにくい二人がいるなら、その二人だけを黒く塗ります。
同じ大きさで並べて、離れて見ます。 縮小して見ると差が分かります。
分からなければ、六つのどれか一つを動かします。 一つ動かすだけで足りることが多くあります。