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カラー版とモノクロ版を読む|表現と収録内容の確認

公開日

同じ巻について、公式の書誌を二つ並べて読みました。レーベルも発売日も違い、色はデジタル着色によるものと書かれています。ページ数や価格はカラー版のページに出ておらず、収録範囲はどちらにも書かれていません。

「カラー版とモノクロ版を読む」を表したイラスト

同じ巻に、二つの版がある

同じ作品の同じ巻を探すと、色が付いたものと付いていないものが並ぶことがあります。

どちらを買えばよいのか、中身が違うのかどうかが気になるところです。

そこで、同じ巻について公式の書誌を二つ開いて読みました。 書いてあることだけを下に並べます。

公式の書誌を並べる

同じ巻のモノクロ版とカラー版について、発売日・ページ数・価格を並べ、書かれていない欄を空けたままにした図
空いている欄は、そのページに書かれていなかったところです

発売日は八年ほど離れていました。 巻数がそろっていても、出た時期までは並びません。

ページ数と価格は、モノクロ版のページにだけ出ていました。 カラー版のページには書かれていません。

出ていなかった欄は、そのまま空けてあります。 片方にある値を、もう片方へ当てはめてはいません。

レーベルの名前も違っていました。 紙の側とデジタルの側で、別の名前が付いています。

色は後から付けられている

カラー版の説明にある「デジタル着色によるフルカラー版」という言葉を置き、色と収録を別の欄として並べた図
色について書かれていても、収録について書かれたことにはなりません

カラー版の説明には、デジタル着色によるフルカラー版と書かれていました。

これは色の付け方についての説明です。 元から色が付いていたものを収めた、とは書かれていません。

そして、収録の話はここに含まれていません。 色について書いてあっても、中身の範囲が同じかどうかは別です。

二つを一つの欄にまとめないようにします。 色の有無と、収録内容は別の軸です。

書かれていない欄は埋めない

見た項目 どちらに出ていたか
発売日 両方
レーベル 両方
ページ数 モノクロ側だけ
価格 モノクロ側だけ
収録範囲 どちらにもなし

五つのうち、両方に出ていたのは二つだけでした。

残りは片方だけか、どちらにもありません。 比べられないところは、比べていないままにします。

別の作品なら、出ている欄も違います。 五つという区切りに決まりはありません。

版の呼び名で決めつけないこと

見ておきたいのは、色について何と書いてあるかと、収録について何か書いてあるかの二つです。

どちらかが完全版という決まりはない

上下を付ける書き方は、どちらのページにもありませんでした。

色が付いているほうが上、という書き方もありません。 版の名前が違うだけです。

買う側から見れば、読みやすいほうを選べば済みます。 序列を立てる場面ではありません。

迷ったときは、読む場所で決めるのも一つです。 紙で読むのかデジタルで読むのかは、色とは別の話です。

どこまで確かめれば足りるか

確かめる範囲は、その版を何に使うかで変わります。

読めればよい場合。 版の名前と、読む場所で扱っているかだけで足ります。

中身をそろえたい場合。 収録範囲の記載を探します。書かれていないこともあります。

並べて置きたい場合。 判型とページ数の記載を見ます。片方に出ていないことがあります。

目的 見る欄
読むだけ 版の名前
中身をそろえる 収録の記載
並べて置く 判型と厚み

目的の外の欄は、空いたままで構いません。 全部そろえなくても選べます。

値段や体裁は版ごとに違う

モノクロ版のページには、判型とページ数と定価が出ていました。

カラー版のページには、そこが出ていません。 無いのではなく、そのページに書かれていない、ということです。

値段を比べたいときは、買う場所の表示で見ます。 書誌のページに出ていないことがあります。

確かめた日も控えておきます。 値段の表示は変わることがあります。

書誌に出ていないときの見る先

書誌のページに出ていない項目があります。 そのときの見る先を置きます。

買う場所の表示を見ます。 値段や在庫は、そちらに出ていることがあります。

試し読みを開きます。 どこから始まるかが分かることがあります。

目次のある版なら、目次を見ます。 収録の範囲が読めることがあります。

それでも分からない項目は、分からないまま置きます。 片方の値を当てはめません。

どこを見て分からなかったかも控えておきます。 次に確かめるときに繰り返さずに済みます。

色と収録は別の軸

色が付いたかどうかと、何話まで入っているかは、別々に見ます。

色の説明があっても、収録の説明にはなりません。 逆も同じです。

同じ巻数でも、入っている範囲が同じとは限りません。 そこは今回確かめていません。

二つの軸を分けておけば、書いてあることだけで足ります。 そろわない項目があっても困りません。

版の差を扱う記事との線引き

版を扱う記事がいくつか並ぶので、それぞれの範囲をはっきりさせます。

連載版と単行本版の差を扱う記事は、版ごとの中身の差そのものを見ています。 あちらは刷や掲載時との違いまで広げた話です。

ここで見るのは、色の有無で分かれた二つの版の書誌だけです。 刷の話には入りません。

作品の中の色の読み方を扱う記事とも別です。 そちらは描かれた色がどう受け取られるかの話でした。

電子と紙の呼び分けを扱う記事とも重なりません。

控えるときの書き方

確かめたことを残すときは、書き方を決めておきます。

版の名前をそのまま写します。 言い換えると、別の版と突き合わせられません。

どのページで見たかを書きます。 出版社の書誌か、買う場所の表示かで意味が変わります。

見た日を書きます。 表示は差し替わることがあります。

書かれていなかった欄は、空欄と書きます。 空けたままにすると、見忘れと区別が付きません。

推し量ったことは別の行に分けます。 書いてあったことと混ぜません。

版の名前・色の説明・収録を見る

見るところ 確認すること
版の名前 どちらを見ているか
色の説明 何と書いてあるか
収録 書いてあるか
値段 いつの表示か
空欄 埋めていないか

二つの版のページを並べて開く

気になる作品があれば、同じ巻の二つのページを並べて開いてみます。

出ている欄と、出ていない欄を見比べます。 全部がそろっている組のほうが珍しいかもしれません。

そろっていない欄は、そのまま空けておきます。 片方の値をもう片方へ持っていくと、確かめたことでなくなります。

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