漫画シリーズの読む順を調べる|刊行順と時系列
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同じ作品でも、刊行された順と作中の時系列では並び方が変わります。公式の案内と自分で選ぶ順も含めた四つの軸に分けて、読む順を調べるときの控え方をまとめました。正しい順は決めません。
同じ作品でも、並べ方が違う
続きものがいくつもあるシリーズでは、どれから読むのかで迷うことがあります。
そこで出てくるのが、同じ作品でも並べ方が一つではないという話です。
並べ方は一つではない
この記事で言いたいのは、次の一つです。
図の札は、二つの並びでまったく同じものです。 変えたのは位置だけです。
札に番号は振っていません。 番号を振ると、その順で読むべきだという意味になります。
札どうしを矢印でつないでもいません。 並んでいること自体で足ります。
どちらの並びにも印を付けていません。 正しいほうを決める図ではないためです。
刊行順・時系列・公式の案内・自分の順
| 軸 | どう並ぶか |
|---|---|
| 刊行された順 | 出た順に並ぶ |
| 作中の時系列 | 話の中の時間 |
| 公式の案内 | 作り手側が示す |
| 自分で選ぶ順 | 読む人が決める |
四つとも同じ大きさで並べています。 上から順に強い、という表ではありません。
四つがそろって分かることは少なめです。 分かった軸だけ控えます。
刊行された順
出た順に並べたものです。 調べやすい軸で、手がかりが残りやすくなります。
ただし、出た順に読むのが前提ということではありません。 そう読む人が多い、というだけです。
途中から出た関連作が、どこに入るかは作品ごとに違います。 まとめて決められません。
作中の時系列
話の中で起きた順に並べたものです。 出た順とは違うことがあります。
この順が分かるとは限りません。 はっきり示されていない作品もあります。
分からないときは、空けたままにします。 推測で埋めないほうが安全です。
公式の案内を確かめる
作り手側が読む順を示していることがあります。 それがあれば、いちばん確かな手がかりになります。
この記事では、その文言を引いていません。 確かめていないことを公式のようには書けないためです。
案内が見つかったら、どこで見たかも一緒に控えます。 あとで見直せるようにするためです。
案内がないこともあります。 そのときは、ほかの軸で控えておきます。
公式の案内が出ている場所
作り手側の案内は、見つかる場所が決まっていません。 探す先を挙げておきます。
作品の紹介ページ。 シリーズの並びが書かれていることがあります。
巻末や折り返し。 次に読むものが案内されていることがあります。
特設のページ。 シリーズがまとまっているときに作られることがあります。
見つからないことも珍しくありません。 その場合は、公式の欄を空けておきます。
見つけたら、どこで見たかと見た日を控えます。 案内は差し替わることがあります。
自分で選ぶ順もある
読む人が決める順も、一つの軸です。 途中から入って、あとで戻る読み方もあります。
それが間違いということはありません。 合う入り口は人によって違います。
先に結末を知ってしまうかどうかも、人によって受け取り方が違います。 ここでは決めません。
軸が食い違うとき
刊行の順と作中の時系列が違うことがあります。 どちらかを消さずに置きます。
二つの欄を並べたまま残します。 一つの順にまとめると、根拠が混ざります。
どちらで読むかは、その場で決めて構いません。 決めた軸を書いておけば、後で戻れます。
途中で乗り換えても構いません。 刊行の順で読み始めて、時系列へ移ることもできます。
食い違っていること自体が、そのシリーズの形です。 そろえる必要はありません。
関連作をどこに置くか
正しい順という言い方はしない
どの軸にも、正しい・間違いはありません。 見ている物差しが違うだけです。
だから、控えるときも軸ごとに分けて書きます。 まとめて一つの順にすると、根拠が混ざります。
あとから並べ直せます。 一度決めた順に縛られる必要はありません。
途中で止まったとき
読み進めているうちに、どこまで読んだか分からなくなることがあります。
読み終えたところを軸ごとに控えます。 刊行の順で何冊目か、時系列でどこまでかは別の値です。
次に読むものを決めずに置いても構いません。 控えがあれば、あとから選べます。
間が空いたら、前の一冊を読み返してから進めます。 順番を調べ直すより早いことがあります。
途中でやめても、控えは残ります。 後で戻ってこられます。
作りごとのシリーズで見る
控え方を試すために、四つの控えを書いてみました。 実在のシリーズのものではありません。
四つとも、軸を混ぜずに書いています。 分かった軸だけを残しています。
軸・公式の案内・刊行を控える
手を動かすのは、この五つです。
| 見るところ | どう控えるか |
|---|---|
| 軸 | 何の順番か書く |
| 公式の案内 | あれば出どころも |
| 刊行 | 出た順を書く |
| 時系列 | 分かる範囲で |
| 決めつけ | 正しい順にしない |
分からない軸は空けておけます。 どの軸の話かが分かれていれば足ります。
どの軸で並んでいるかを見るところから
読む順を調べるのに、全部をそろえる必要はありません。正しい順を探すのではなく、どの軸の並びかを分けて控えること。
出た順なのか、話の中の順なのか、作り手側の案内なのか。そこが分かれていれば、迷っても戻ってこられます。
分からない軸は空けたままで構いません。 推測で埋めるより、そのほうが確かです。