漫画のスピンオフとは|本編との関係と読む順
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本編と別に出た作品が、どう結びついているかを見ます。こしらえた架空のシリーズで、追う人・時期・長さ・呼び方の違いを並べました。出来事の順と読む順は別の並びで、関係から読む順は決まりません。
本編のほかに、もう一冊ある
気に入った作品の棚に、題名が似ているのに巻数の続きではない本が並ぶことがあります。
本編と同じ世界の話らしいけれど、主役が違ったり、時期がずれていたりします。
まず見たいのは、本編と何が違うのかです。 どの順で読むかは、そのあとの話になります。
架空のシリーズで並べてみる
図のシリーズは、この記事のためにこしらえたものです。 実在の作品ではありません。
本編の下にぶら下がっているのが派生作です。 三つとも、本編と同じ世界の話という点だけが共通しています。
三つのあいだに上下はありません。 並べた位置は、順番でも重要さでもありません。
派生が一つだけのシリーズもあります。 三つ並べたのは説明の都合です。
追う人・時期・長さ・呼び方
| 見るところ | どう違うか |
|---|---|
| 追う人 | 別のことがある |
| 時期 | 前にも後にもなる |
| 長さ | 決まっていない |
| 呼び方 | 一つではない |
四つがそろって違うとは限りません。 追う人が同じまま、時期だけずれることもあります。
四つに順番もありません。 目に留まったところから見ていけます。
この表が扱うのは、本編との違いだけです。 読む順はこの四つからは出てきません。
出来事の順と読む順
上の段は、作中で起きた順です。 前の話、本編、あとの話と並びます。
下の段は番号なしで置いてあります。 どこから読むかは、出来事の順とは別に決まるためです。
前の話だから先に読む、とはなりません。 あとから出た作品を先に読む作りもあります。
同じ三つでも、並べ方を変えると別の並びになります。 どちらか一方だけを見ないようにします。
派生の形で決めつけないこと
見ておきたいのは、本編と何が違うかと、読む順はそこから決まらないという二つです。
別の人が主役とは限らない
本編と同じ人を追ったまま、別の出来事を描く派生もあります。
逆に、本編では名前だけだった人を主役に置く作りもあります。 どちらもよくある形です。
主役の入れ替わりを条件にすると、当てはまらない作品が出てきます。 条件にしないでおきます。
見るときは、誰を追っているかを控えておけば足ります。 そこから分類まで進まなくて構いません。
本編を読んでいなくても読めるか
手に取った派生作が、本編を前提にしているかどうかを見ます。
人物の紹介が入っているか。 初めて出る人のように書かれていれば、そこから読めます。
前の出来事の説明があるか。 触れずに進むなら、本編を読んだ人向けに作られていることがあります。
別の主役で始まっているか。 その人を追うだけで読めることがあります。
| 見るところ | 読み始められる形 |
|---|---|
| 人物の紹介 | 入っている |
| 前の出来事 | 説明がある |
| 主役 | 別の人 |
読めるかどうかは、読み始めてみれば分かります。 分からなければ本編へ戻れます。
本編より前の話もある
本編の前に何があったかを描く作りがあります。
これは時期が前というだけで、読む順が前という意味ではありません。 二つを同じものにしないでおきます。
本編を読んでから開くと、見え方が変わる作りもあります。 先に読むと分かりやすい、とは限りません。
逆に、前の話から入っても困らない作りもあります。 そこは作品ごとに違います。
同じ世界の話かを見る
題名が似ていても、同じ世界の話とは限りません。
同じ人物が出てくるか。 名前が重なっていれば、同じ世界の可能性が高くなります。
同じ場所が出てくるか。 土地や組織の名前が共通していることがあります。
作者が同じか。 同じ人が描いていても、別の世界の話のことがあります。
紹介文に関係が書かれていることもあります。 そこに書かれていれば、それが手がかりです。
分からなければ、分からないままで読み始められます。 読むうちに見えてきます。
派生の呼び方は一つではない
似た位置に置かれた作品が、場所によって別の名前で呼ばれます。
正式な呼び名をこちらで定めることはしません。 定めるには、その語を使っている側の案内が要ります。
呼び方が分からなくても、本編との違いは読めます。 見るのは中身のほうです。
見かけた呼び名は、そのまま控えておけば足ります。
見つけたときに控えること
本編と別の一冊を見つけたら、その場で控えておけます。
題名をそのまま写します。 巻数が付いているかどうかも一緒に書きます。
本編との関係で分かったことだけ書きます。 主役が別、時期が前、といった一言です。
分からなかったところは空けておきます。 推し量って埋めません。
どこで見かけたかも書いておきます。 棚か、配信の一覧かで、次に探す先が変わります。
控えておけば、読む順を決めるときにそのまま使えます。
読む順の調べ方は別の記事
棚が隣り合う記事があるので、どちらが何を見るかを決めておきます。
シリーズの読む順を調べる記事は、並べ方の軸そのものを扱っています。 あちらは刊行の順や作中の時系列を、どう控えるかの話です。
ここで見るのは、本編と派生の関係だけです。 どの順に読むかの調べ方には入りません。
順番そのものを調べたくなったら、そちらへ移ってください。
一冊がどう編まれたかを扱う記事とも、見ている層が違います。
関係・時期・主役を見る
| 見るところ | 確認すること |
|---|---|
| 関係 | 本編と何が違うか |
| 時期 | いつの出来事か |
| 主役 | 同じか別か |
| 読む順 | 関係で決めてないか |
| 呼び方 | 決めつけてないか |
背表紙の並びを見てみる
棚に同じ世界の本が並んでいたら、背表紙の題名だけを見比べてみます。
巻数が続いているか、別の題が付いているか。 そこで本編と派生が分かれます。
そのうえで、帯や紹介文に時期の手がかりがないか探します。 無ければ、無いままで読み始めて構いません。