漫画をPDFで提出するときの確認項目
公開日
架空原稿から6ページのPDFを一つ作り、ページ数・ページ順・用紙サイズを作った側と読み取った側で突き合わせる点検表にまとめます。受け付ける先の条件は断定しません。
まとめたPDFが合っているか分からない
ページをまとめてPDFにしたのに、出す前に何を見ればよいか決まらないことがあります。
作り方が難しいからではありません。作ったときの数と、ファイルから読み取れる数を、突き合わせていないだけです。
作る前に決めておく三つ
まとめてから直すと、全ページを作り直すことになります。 三つを先に決めます。
用紙の寸法。 全ページで同じ値にします。途中で変わると、読み取ったときに混ざります。
ページの向き。 縦か横かを決めます。見開きを入れる場合は、そこだけ向きが変わるかどうかも決めます。
ページの順番。 まとめる前のファイル名を、並ぶ順に付けておきます。
| 決めること | 決めておかないと |
|---|---|
| 用紙の寸法 | 途中で混ざる |
| ページの向き | 見開きでずれる |
| 並ぶ順 | 名前順で崩れる |
作って読み直した一つ
用意したのは、この記事のために作った 6ページの架空原稿のPDFです。中身は通し番号だけの簡単なページです。
作ったときのページ数は6、読み取ったページ数も6でした。 同じ数になりました。
用紙は420×595ポイントで作り、読み取った用紙も420×595ポイントでした。 ページごとに違う大きさは出ていません。
ページ順は番号で確かめる
読み取ったページの並びは1から6の順でした。 作ったときの並びと同じです。
並びは、ページに書いた通し番号で確かめています。 見た目の印象では確かめられません。
まとめる前のファイル名と、PDFの中の順番は別ものです。 両方を見ます。
読み取った値はどこから取るか
読み取る側の値は、開いて目で見た印象ではありません。
ページ数は、ファイルが持っている数を読みます。 表示の上で数えると、見開きの表示で二重に数えます。
用紙の寸法も、ファイルから読みます。 画面の大きさは表示の倍率で変わります。
並びは、ページに書いた通し番号で確かめます。 ファイルの中の順番と、番号が一致しているかを見ます。
読めない項目は、読めないと書きます。 目で見た値で埋めません。
点検する六つ
| 点検する項目 | 何と突き合わせるか |
|---|---|
| ページ数 | 作った枚数 |
| ページ順 | 通し番号 |
| 用紙サイズ | 決めた寸法 |
| 向き | 縦か横か |
| ファイル名 | 決めた規則 |
| 表示の確認 | 開いて見る |
ページ数は、書き出した枚数と突き合わせます。 足りない分は気づきにくいところです。
用紙サイズは、ページごとに違っていないかを見ます。 途中で混ざることがあります。
突き合わせの形
| 並べる列 | 何を書くか |
|---|---|
| 作った値 | まとめる前 |
| 読んだ値 | PDFから |
| 結果 | 同じか違うか |
同じか違うかを、はっきり書きます。 印象ではなく数で残します。
違ったときは、そこで止めて作り直します。 後の工程では気づけません。
開いて見る前に
最初にページ数、次に並び、最後に表示を見ます。 数の確認が先です。
表示の確認は、別の機械でも開くと確かめやすくなります。 一つの環境だけでは分かりません。
架空の原稿で一度通しておくと、手順が残ります。 本番の原稿で迷いません。
作り直したときの扱い
点検で違いが出たら作り直しますが、前のファイルは消しません。
前のファイルと新しいファイルを別の名前にします。 同じ名前だと、どちらを出すか分かりません。
点検表も新しい行を足します。 前の行を書き換えると、何が違ったかが消えます。
作り直したあとは、六つとも見直します。 直した項目だけを見ると、別の項目がずれていることがあります。
元のページ画像も残しておきます。 まとめ直すときに要ります。
数が合わないとき
詰まりやすい場面を、三つ書き出します。 どれも点検の話です。
どの例でも受付の可否を決めていません。作って読み取れた範囲だけを残しています。
作った値と読んだ値を確かめる
ページ数を数えて突き合わせたか。 目で追うだけでは抜けます。
通し番号で並びを確かめたか。 見た目では分かりません。
用紙が揃っているか。 途中で混ざることがあります。
架空の原稿で一度通す
PDFの点検に、特別な道具は要りません。本番の前に、数ページの架空原稿で一度まとめてみること。
ページ数は合っていたか。並びは番号どおりだったか。 そこまで通せば、本番でも同じ順で点検できます。
ページが少なくても構いません。 手順が残っていれば、枚数が増えても同じように点検できます。