漫画のタイトルが重なっていないか調べる手順
公開日
自分で作った候補名を検索と公式の書誌で実際に引いた記録を示します。件数が読める状態かどうかを対照で確かめる手順まで扱い、使える使えないの判断はしません。
付けた名前が、もうあるかもしれない
題名を決めたあとで、同じ名前の作品が既にあるのではないかと気になります。
気になったまま出すと、あとから見つけたときに直しにくくなります。
出す前に一度調べておくと、そのまま進めるか変えるかを先に決められます。
自分で作った候補で試した
この記事では、二つの候補名を自分で作って実際に調べました。 実在の作品名は候補にしていません。
一つは珍しい語を組み合わせた名前です。 重なりにくいはずのものです。
もう一つはありふれた語を組み合わせた名前です。 紛れやすいはずのものです。
どちらも、同じ手順で調べています。
公式の書誌で引いた記録
候補はどちらも 0 件でした。 この書誌の中には見つかりませんでした。
0 件だけでは、引けていないのか本当に無いのかが分かりません。
そこで、既にあると分かっている書名を同じ手で引きました。 そちらは 1295 件返りました。
対照が返ったので、候補の 0 件は不在だと読めます。 これが無いと記録として使えません。
0 件の三つの読み方
0 件という結果は、一つのことしか意味していません。 その引き方でその範囲に見つからなかった、というだけです。
引けていない場合。 打ち間違い、記号の違い、検索の欄の選び間違いです。対照を引くとここが分かります。
範囲の外にある場合。 その書誌が集めていない種類のものは、初めから出ません。
本当に無い場合。 対照が返り、引き方も合っていて、なお 0 件だったときだけこう読めます。
| 0 件の理由 | 見分け方 |
|---|---|
| 引けていない | 対照も 0 件 |
| 範囲の外 | 集める対象を読む |
| 本当に無い | 対照は返る |
検索で見えたものと、次の一手
| 候補 | 似た名前 |
|---|---|
| 珍しい語のほう | なし |
| ありふれた語のほう | 複数 |
完全に同じ名前は、どちらの候補でも出ませんでした。
ありふれた語のほうだけ、似た名前が複数出ました。 同じ語を含む別の題名が並びました。
完全一致が無くても、紛れることはあります。 ここが分かれ目です。
紛れそうなほうは、見分けが付く言葉を足すことを考えます。
似た名前が多いときの足し方
完全一致が無くても、似た名前が並ぶなら見分けが付く言葉を足します。
足すのは、核の中にある言葉からです。 語呂で足すと、中身とずれます。
足したあとで、もう一度引き直します。 足した形で似た名前が減ったかを見ます。
減らなければ、足す語を変えます。 同じ語を重ねても分かれません。
何度引き直したかも控えます。 次の作品で、どのくらい手間がかかるか見当が付きます。
見つかった名前は書き写さない
検索で出てきた作品名や出版元は、この記事に書いていません。
記録として要るのは、完全一致があったかどうかと、似た名前が多かったかどうかだけです。
個別の作品を並べ立てる必要はありませんし、比べる話にもしません。
自分の控えに書くときも、同じ粒度で足ります。
控えに残す欄
記録は五つの欄で足ります。 増やすと続きません。
候補名。 自分が作った名前です。
引いた先。 書誌か検索か、どちらの画面かまで書きます。
結果。 件数と、似た名前が複数あったかどうかです。
対照の結果。 対照に使った名前は書かず、返ったかどうかだけを残します。
引いた日。 これが無いと、後から読み直せません。
| 欄 | 書く中身 |
|---|---|
| 候補名 | 自分の名前 |
| 引いた先 | 画面の名前 |
| 結果 | 件数と似た名前 |
| 対照 | 返ったか |
| 引いた日 | 日付 |
調べた日を一緒に残す
書誌も検索結果も、時間が経てば変わります。
いつ引いたかを書いておかないと、あとで同じ結果にならなかったときに理由が分かりません。
この記事の記録は 2026-09-28 に引いたものです。 図の中にも同じ日を入れてあります。
長く使う題名なら、たまに引き直します。
調べる範囲には限りがある
一つの書誌に無いことは、どこにも無いことを意味しません。
その書誌が集めていないものは、初めから出てきません。
検索も同じで、出てこなかったものが無いとは限りません。
だから記録には、どこを引いたのかも書いておきます。
次の題名は決める前に引く
いま決めてから調べているなら、候補が二つか三つある段階で引いてみます。
その時点なら、紛れそうなほうを落として選び直せます。
決めたあとで直すより、決める前に引くほうがはるかに楽です。