匿名で漫画を投稿する前に決めること
公開日
公開する情報と公開しない情報を二つの欄に分けて先に決める手順を扱います。実在の個人情報は例として出さず、匿名にできるかどうかは公式の条件で確かめます。
名前を出さずに出したいが、どこまで隠せるか分からない
匿名のつもりで投稿したのに、思わぬところから身元が辿れてしまうことがあります。
不注意とは限りません。出す情報と出さない情報を、先に分けていないだけです。
二つの欄は重ならない
同じ項目が両方の欄に入ることはありません。どちらかに決めます。
迷うものは出さない側へ置きます。 後から出すほうが簡単です。
一度出した情報は戻せません。 消しても控えが残ることがあります。
欄に順位は付けていません。 決めやすいところから分けられます。
どこまで匿名にするかを決める
匿名は、あるかないかの二択ではありません。 段で決められます。
本名を出さない。 作品用の名前だけを使う形です。いちばん軽い段です。
普段の活動と繋げない。 他の場所で使っている名前や連絡先を分ける形です。
属性も出さない。 年齢、住んでいる地域、通っている場所などを書かない形です。
運営にも最小限しか渡さない。 登録で求められる以上を書かない形です。ここは投稿先の条件に左右されます。
| 段 | 分ける相手 |
|---|---|
| 一段目 | 読む人 |
| 二段目 | 他の場の自分 |
| 三段目 | 属性の推測 |
どの段まで行くかを先に決めます。 決めてから欄を分けると、迷いが減ります。
出す側に置くもの
| 出す欄 | 中身 |
|---|---|
| 名乗る名前 | 作品用の呼び名 |
| 作品の情報 | 話数や形式 |
| 連絡の窓口 | 返事の受け先 |
連絡の窓口は作品用に分けて作れます。 普段の連絡先と別にできます。
名乗る名前は後から変えられる形にしておきます。 使い回すと繋がります。
出さない側に置くもの
| 出さない欄 | なぜ分けるか |
|---|---|
| 身元に繋がる | 特定の手がかり |
| 居場所に繋がる | 行動が読める |
| 普段の別名 | 他の場と繋がる |
普段使っている別名も出さない側です。 別の場所の投稿と繋がります。
この記事では中身を書きません。 欄の名前だけを置いています。
作品そのものから出るもの
作品の外側だけでなく、描いたものからも手がかりが出ます。
実在の場所を描いた背景。 見覚えのある人には場所が分かります。
固有の道具や制服。 限られた範囲でしか使われないものです。
方言や言い回し。 会話の中に出ると、地域の手がかりになります。
三つとも、消す必要があるとは限りません。 どの段まで匿名にすると決めたかで変わります。
段を決めていれば、ここで迷いません。 決めていないと、描くたびに考え直します。
意図せず出るもの
| 出どころ | 先に見るところ |
|---|---|
| ファイルの名前 | 保存名を確認 |
| 写り込み | 背景と机の上 |
| 投稿の時刻 | いつも同じ時間 |
ファイル名は投稿前に付け替えられます。 保存名がそのまま残ることがあります。
背景の写り込みは作品の外側です。 撮った写真を使うときに見ます。
時刻の癖も手がかりになります。 気にしすぎなくて構いません。
一度出したあとにできること
出してしまった情報について、取れる手は限られます。
消す。 出した場所から消せる場合です。控えが残っていることがあります。
上書きしない。 同じ名前で別の情報を足すと、繋がりが増えます。
次から分ける。 これから出すものだけでも、決めた段に合わせます。
繋がりを断つのは難しく、増やさないほうが早く効きます。 だから出す前に決めます。
出してしまったことを記録します。 何がどこに出ているかが分かれば、次の判断ができます。
決めかねるとき
判断に迷うところを、三つ置いておきます。 どれも欄の分け方の話です。
三つとも、作品に手を入れていません。置く側を決め直しただけです。
二欄の重なりを確かめる
二つの欄が重なっていないか。 同じ項目は片方だけです。
迷うものを出さない側へ置いたか。 後から動かせます。
投稿先の条件を案内で確かめたか。 匿名の可否は運営によります。
出す欄と出さない欄を作る
匿名で出すのに、特別な道具は要りません。投稿の前に、出す欄と出さない欄を作ること。
同じ項目が両方に入っていないか。迷うものは出さない側にあるか。 そこまで分かれれば、出す前に決められます。
出す欄が少ないままでも構いません。 作品が出ていれば、それで公開です。