COMISTA JOURNAL漫画を描く

漫画のサムネイルを作る|小さく表示して伝わる画像

公開日

同じ画像を縮めて並べ、小さくすると何が見えなくなるかを確かめます。投稿先の表示条件や実測は扱わず、一覧で小さく出ることを見越して画像を作る側だけを扱います。

「漫画のサムネイルを作る」を表したイラスト

小さくしたら、何の絵か分からない

大きく見れば整っているのに、一覧に並ぶと何も読み取れないことがあります。

絵が弱いからとは限りません。小さく出ることを見越して作っていないだけです。

同じ画像を三つの大きさに縮めて並べた図
三枚とも同じ絵です

三枚とも同じ絵

図の三枚は、同じ絵を縮めただけのものです。描き替えていません。

縮めると、細い線から消えていきます。 太さが画面の点より細くなるためです。

小さいほうから作ると迷いません。 小さくて残る形だけを大きくできます。

どの大きさにも丸や印は付けていません。 正しい大きさを決めないためです。

主役を一つ決める

何を残すかが決まっていないと、どれを消すかも決まりません。 先に一つ選びます。

人物の顔。 いちばん選ばれやすい主役です。小さくしても輪郭が残ります。

持っているもの。 作品の題材が道具なら、こちらのほうが伝わります。

文字。 題名そのものを主役にする作りもあります。その場合、絵は面として置きます。

主役 残す形
顔 輪郭と髪の形
持ち物 外形
文字 太い字

二つ選ぶと、どちらも小さくなります。 一つに絞ります。

小さくすると消える三つ

縮めたときに消えやすいものを三つ並べた図
消え方は絵によって変わります
消えるもの 代わりにすること
細い線 太さをそろえる
小さな文字 数を減らす
細かい模様 面で置き換える

文字は数を減らすほうが効きます。 大きくするだけでは入りません。

模様は面にすると残ります。 濃さの差だけが見えるためです。

直すのは三つの手

同じ大きさのまま、三つの直し方を当てた比較の図
三枚とも同じ大きさです

三枚とも同じ大きさです。 変えたのは直し方だけです。

線を太くすると輪郭が残ります。 中の描き込みは消えたままです。

要素を減らすと、残したものが大きく置けます。 文字も入ります。

どの大きさで見るか

縮める大きさを決めておかないと、毎回違う判断になります。

実際に並ぶ大きさを一つ決めます。 出す先が決まっていれば、その一覧の大きさです。

決まっていなければ、三つの大きさで見ます。 大・中・小で並べるだけで足ります。

いちばん小さい大きさで主役が残っていれば、他の大きさでも残ります。 小さい側で判定します。

拡大したまま判定しません。 消えるところが見えません。

元の絵と見比べる

大きい絵と小さい絵を並べて置きます。 どこが消えたかが分かります。

消えた部分が主役なら、作り直します。 背景なら残さなくて構いません。

一覧に並ぶ形で確かめられます。 拡大したままでは分かりません。

直したあとに戻って見る

小さくして直すと、大きく見たときに崩れることがあります。

線を太くすると、大きく見たときに荒く見えます。 太さの差が付きすぎていないかを見ます。

要素を減らすと、大きく見たときに空きます。 空いた場所をそのままにするか、埋めるかを決めます。

両方の大きさで一度ずつ見ます。 片方だけで決めると、もう片方が崩れたままになります。

どちらを優先するかは、どこに出すかで決まります。 一覧で見られるほうが多いなら、小さい側を優先します。

何の絵か分からないとき

小さくして気づくところを、三つ取り出します。 どれも自作の画像での話です。

三つとも、絵を描き直していません。残すものを選び直しただけです。

主役が残ったか確かめる

サムネイルを作ったあとに確認したい5項目のチェックリスト
画素数を測る表ではありません

小さいまま主役が分かるか。 分かれば足ります。

文字を減らしたか。 大きくするより効きます。

細い線をそろえたか。 太さが混ざると溶けます。

同じ絵を縮めて並べる

サムネイルに、決まった大きさは要りません。仕上げる前に、同じ絵を縮めて並べてみること。

そこで主役は残っているか。文字は読めるか。 そこまで見えれば、直す場所が決まります。

細かい描き込みが消えたままでも構いません。 主役が残っていれば、それで通ります。

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