漫画作者のSNS投稿予定を作る|制作と発信を両立する
公開日
制作段階ごとに出せる投稿種別を対応させ、制作の負担から無理のない予定表を作ります。毎日投稿が最適といった頻度の正解は置かず、伸びるとも書きません。
描く手が止まって投稿だけが残る
発信を続けようとすると、投稿のために制作が後回しになることがあります。
計画が甘いからとは限りません。投稿の予定を回数で決めていて、制作のどの段階なら何を出せるかを組にしていないからです。
回数から決めない
先に決めるのは、いま制作のどの段階にいるかです。 段階が決まると、出せる材料も決まります。
材料の無い日は投稿しません。 空の投稿を作ると、制作の時間だけが減ります。
制作を止めてまで出す投稿は予定に入れません。 発信は制作の外側にあるものです。
予定は週の単位で書く
日ごとに書くと、その日の体調や都合でずれます。 ずれた時点で予定表が使えなくなります。
週で書くと、中の日は自由に動かせます。 動かしても予定は守られたままです。
月の単位では長すぎます。 制作段階が月の途中で変わると、予定が合わなくなります。
| 単位 | 起きること |
|---|---|
| 日 | すぐずれる |
| 週 | 中で動かせる |
| 月 | 段階が変わる |
制作段階を五つに分ける
| 制作段階 | その時期の材料 |
|---|---|
| 構想 | 決めた方向 |
| ネーム | 話の流れ |
| 作画 | 進んだ枚数 |
| 仕上げ | 直した所 |
| 公開後 | 読める場所 |
段階は前へ戻ることがあります。 戻ったら、その段階の投稿種別に合わせ直します。
同じ段階が長く続く時期もあります。 そのときは投稿も同じ種別が続きます。
出せる材料を貯めておくか
貯めておく形は、負担を平らにできますが、二つ注意があります。
貯めた投稿は古くなります。 段階が進むと、前の段階の材料は出す意味が薄くなります。
貯める作業そのものが制作の時間を使います。 貯めるために作業を止めると、元の問題に戻ります。
作業の流れの中で自然に残ったものだけを貯めます。 作らないのが条件です。
| 貯めるもの | 可否 |
|---|---|
| 作業中に出た物 | 貯める |
| 貯めるために作る | 作らない |
投稿種別を四つに分ける
| 投稿種別 | 何を出すか |
|---|---|
| 進み方 | 段階の報告 |
| 作品の一部 | 見せる場面 |
| 更新告知 | 新しい話 |
| 作者の話 | 制作の外側 |
進み方の投稿は、材料が自然に出る段階でだけ置きます。 作るために作業を止めません。
作品の一部を出す範囲は、別に決めてある前提にします。 ここでは種別としてだけ置きます。
制作の負担で置く数を決める
| 負担 | 置き方 |
|---|---|
| 重い | 置かない週も |
| ふつう | 材料のぶんだけ |
| 軽い | 少し足せる |
負担の重い段階では、投稿を置かない週があって構いません。 予定表に空白があるほうが続きます。
軽い段階でも、無理に埋めません。 埋めた分がそのまま次の週の負担になります。
制作と発信が重なる時期
更新告知は、制作の終わりと重なります。 いちばん負担が重い時期に、いちばん出したい投稿が来ます。
だから、更新告知の文だけは前の段階で書いておきます。 出す日を待つだけにしておきます。
同じ週に別の種別を重ねません。 告知の週は告知だけで足ります。
重なる時期が分かっているなら、その前後の週を空欄にしておきます。 空欄が先にあると、詰め込みが起きません。
予定表に書く欄
| 残す欄 | 書く中身 |
|---|---|
| 週 | いつの週か |
| 制作段階 | どこにいるか |
| 投稿種別 | 出せるもの |
回数の欄は作りません。 数を書くと、埋めることが目的になります。
段階と種別が合わない週は、種別を空欄にします。 空欄も予定です。
予定が埋まらないとき
手が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも予定表の話です。
どの例でも回数を足していません。制作の側を優先しています。
段階と種別が組になったか確かめる
制作段階と投稿種別が組になっているか。 片方では決まりません。
材料の無い週を空欄にしたか。 埋める必要はありません。
回数の欄を作っていないか。 数が目的になります。
次の一週を段階から書く
投稿予定を作るのに、一か月分は要りません。次の一週について、制作段階と投稿種別を一行で書いてみること。
材料はあるか。無ければ空欄にできたか。 そこまで決まれば、次の週も同じ形で置けます。
空欄の週があっても構いません。 制作が進んでいれば、材料は後から出てきます。