漫画紹介文を改善する|変更理由と読者反応を記録する
公開日
公開後に紹介文を直したとき、期間・変更点・反応・記録状態を一行で残す表を作ります。記入例はすべて架空の見本で、実際の反応として扱わず一般化もしません。
直したのに何が効いたか分からない
紹介文を書き直したのに、前とどう変わったのかが後から追えないことがあります。
直し方が悪いからではありません。いつ・どこを・なぜ直したかを、その場で残していないからです。
公開前の制作とは別の作業
公開前は、読者がまだ誰も読んでいない状態で文章を作ります。 直す材料は自分の原稿だけです。
公開後は、すでに出ている文章を差し替える作業になります。 いつ差し替えたかが後の判断に効きます。
この記事が扱うのは後者だけです。 初稿をどう組み立てるかには触れません。
表に並べる六つ
| 残す欄 | 何を書くか |
|---|---|
| 期間 | いつからいつまで |
| 変更点 | どこを直したか |
| 変更の理由 | なぜ直したか |
| 反応 | 何を見たか |
| 根拠 | どこで数えたか |
| 記録状態 | 見本か実測か |
記録状態の欄を必ず作ります。 架空の見本と実際の測定を取り違えないためです。
理由の欄は一行で足ります。 後から読み返せます。
直す場所は一度に一つ
一回の差し替えで二か所直すと、記録が使えなくなります。
どちらが効いたか分かりません。 反応の欄に書ける内容が「どちらかが効いた」しか残りません。
戻すときも、どちらを戻すか決められません。 二つ同時に戻すことになります。
まとめて直したくなったら、行を分けて日を分けます。 同じ日に二回差し替えても、記録としては別の行です。
| 一回の変更 | 記録の使い方 |
|---|---|
| 一か所 | 次に生かせる |
| 二か所 | 判断できない |
架空の記入例
一行目は「一文目を短くした」という変更の見本です。 期間と理由を添え、記録状態は見本としてあります。
二行目は「結末に触れた部分を外した」という変更の見本です。 こちらも見本で、実測ではありません。
どちらも数字を効果として扱っていません。 見本の欄に入っているのは、書き方の例です。
直す前の文を残す
差し替えると、前の文はどこにも残りません。 直す前に写しておきます。
全文を残します。 直した部分だけを残すと、前後のつながりが読めません。
残す場所は記録の表と同じところにします。 行と文が離れると、どの行の前の文か分からなくなります。
戻すことがあります。 前の文が残っていれば、戻すのは写し直すだけで済みます。
反応の欄には根拠を書く
| 書く欄 | 中身 |
|---|---|
| 反応 | 見た内容 |
| 根拠 | どこで数えたか |
| 期間 | いつの分か |
反応と根拠は必ず組で書きます。 片方だけでは後から確かめられません。
同じ期間の長さでそろえます。 一週間と一か月を並べても比べられません。
根拠が書けないときは、反応の欄を空けます。 空欄も記録です。
直す理由の書き方
理由の欄には、直した動機ではなく、変えた内容を書きます。
「読まれていない気がしたから」は動機です。 これだけでは、次に何を見ればよいか分かりません。
「一文目が長かったので、二つに分けた」は内容です。 次に同じことをするかどうかを判断できます。
思ったことも書きたい場合は、内容の後ろに添えます。 前に置くと、内容のほうが読み飛ばされます。
| 理由の欄 | 次に使えるか |
|---|---|
| 変えた内容 | 使える |
| 思っただけ | 使えない |
続けて記録する
一回の変更につき一行を足します。 まとめて書くと、どの変更の話か分からなくなります。
前の行は書き換えません。 直した履歴が残ります。
同じ期間で比べられるときだけ、前の行と並べます。 条件が違えば並べません。
効果が読めないとき
手が止まる場面を、三つ並べます。 どれも記録の付け方の話です。
どの例でも結論を出していません。書ける範囲だけを残しています。
記録状態と根拠を確かめる
記録状態を書いたか。 見本と実測を分けます。
反応と根拠が組になっているか。 片方だけでは使えません。
小さな数で優劣を決めていないか。 偶然でも動きます。
直した日に変更点と理由を残す
紹介文の改善に、数字は要りません。直したその日に、変更点と理由を一行で残すこと。
期間は書いたか。反応の欄に根拠は添えたか。 そこまで残れば、次に直すときの材料になります。
反応の欄が空のままでも構いません。 分かっていないことを空欄で示すのも記録です。