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漫画の制作クレジットを書く|役割と許諾を確認する

公開日

架空の共同制作を題材に、役割ごとの表記と許諾の控えを雛形にします。相手によって確かめる先が違うことと、確かめる前の名前は載せないという倒し方を扱います。

「漫画の制作クレジットを書く」を表したイラスト

誰の名前をどう書くかで止まる

一人で描いた作品なら迷いませんが、手伝ってもらった作品は書き方で手が止まります。

役割の呼び方も、名前の並べ方も、決まった形が思い付きません。

先に決めるのは書き方ではなく、誰に何を確かめたかです。

役割ごとに書き出す雛形

役割・表記・許諾の三列で架空の共同制作のクレジットを並べた図
架空の共同制作で作った例です

この共同制作はこの記事のために作ったものです。 実在の人物ではありません。

役割の欄は、その人が何をしたかです。 肩書きではなく、やったことを書きます。

表記の欄は、公開に出す形です。 本人が使っている書き方に合わせます。

許諾の欄は、その表記で出してよいと確かめたかどうかです。

役割は動詞で書き出す

役割の欄には、肩書きではなく、やったことを書きます。

「アシスタント」では、何をしたか分かりません。 本人に確かめるときも、何について聞くのかが決まりません。

「背景を描いた」「トーンを貼った」のように書きます。 複数あれば行を分けます。

あとから表記の欄で肩書きに直せます。 控えの側は動詞のままにしておきます。

欄 書き方
役割 やったこと
表記 出す形

確かめる前の名前は載せない

役割 確かめる先
一緒に描いた人 本人に聞く
頼んだ人 本人に聞く
配布の素材 配布元の案内

許諾の欄が埋まっていない役割は、表記を空けたままにします。

確かめてから足せば済みます。 先に載せてしまうと、後から消すほうが手間です。

空けてあること自体が、まだ確かめていないという印になります。

全部を空けたままでは雛形の意味がないので、取れたものから順に埋めます。

許諾の欄に書くこと

許諾の欄は、済んだかどうかの印だけでは足りません。 三つ書いておきます。

聞いた日。 時間が経てば、本人の考えが変わることがあります。

どの表記について聞いたか。 表記を変えるなら、聞き直しが要ります。

返事の内容。 「いい」だけでなく、条件が付いていればそれも書きます。

書く項目 例
聞いた日 日付
対象 その表記
返事 条件つきか

返事が無いことも書きます。 空欄のままだと、聞いていないのか返事が無いのか分かりません。

相手によって確かめる先が違う

相手ごとに確かめる先を並べた図
同じ聞き方で済ませると抜けが出ます

一緒に描いた人には、本人に聞きます。 表記名も、載せてよいかどうかもです。

配布された素材は、配布元の案内を読みます。 提供した人に個別に聞ける相手がいないこともあります。

頼んで描いてもらった人も、本人に聞きます。 頼んだからといって決めてよいことにはなりません。

聞いた日と返事も、雛形の横に控えておきます。

書式そのものは決めない

この記事に、正しいクレジットの書式はありません。 作品と相手によって変わるからです。

役割の呼び方も、本人の希望が優先します。

並べる順番も、関わり方に応じて決めます。 上から順に重要だと読まれることは意識しておきます。

迷ったら、本人に見せて確かめます。

一人で描いた作品でも作る

共同制作でなくても、雛形は作ります。 自分以外のものが入っていることがあります。

素材。 背景、効果、飾りの部品などです。配布元の案内が確かめる先になります。

文字の形。 使った文字の形も、配布元の条件があります。

下敷きにしたもの。 資料として写したものがあれば、行を足しておきます。

該当が無ければ、無いと書いた雛形を一枚残します。 何も入っていないことを確かめた記録になります。

公開したあとに直すこともある

本人から表記を変えてほしいと言われることがあります。

そのときは雛形の側も直します。 作品だけ直すと、次に出すとき元に戻ります。

変えた日も控えておくと、どちらが新しいか分かります。

過去の作品まで遡って直すかどうかは、本人に確かめます。

素材を足したら雛形に行を足す

作業の途中で素材を足すことがあります。

足した時点で一行足しておきます。 公開の直前にまとめて思い出すのは難しいです。

許諾の欄は空のままで構いません。 確かめたときに埋めます。

行が増えても、埋め方は変わりません。

次の共同制作は雛形から始める

いま公開の直前にクレジットを考えているなら、始める時点で雛形を一枚作ります。

関わる人が決まった順に、役割の欄だけ埋めていきます。

公開の直前にやることは、空いている許諾の欄を確かめるだけになります。

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