作者の作品一覧を整理する|初見の読者に入口を作る
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架空の作品一覧を例に、初めて来た人が最初に開く一本を決める並べ方を置きます。人気順は使わず、読まれる保証もしません。
並んでいるのに、どれから読めばいいか分からない
作品がいくつも並んでいるのに、初めて来た人がどれから開けばいいか分からないことがあります。
数が多いからとは限りません。新しい順に積まれているだけで、最初に開く一本が決まっていないからです。
新しい順は作者の順
新しい順は、作っている側にとって自然な順です。 読む側の順ではありません。
初めて来た人は、まだどれも読んでいません。 最新話から入ると前提が分かりません。
入口を一本だけ決めます。 全部に順位を付ける必要はありません。
例に置いた架空の一覧
例に置くのは、この記事のために作った架空の四本です。読み切りが二本、連載が一本、未完の一本という構成にしました。
この構成は、入口を決めるための材料です。 実在の作者からは取っていません。
どれが良い作品か、という評価はしません。 並べ方の話だけを扱います。
一覧に載せない作品もある
手持ちを全部並べる必要はありません。 載せるかどうかを先に決めます。
いま読める場所が無い作品は載せません。 題名だけが並ぶと、押しても行き先がありません。
内容が今の作風と大きく違う作品は、後ろへ置くか外します。 外した記録だけ手元に残します。
未完のまま止めた作品は、止まっていると書いて載せます。 書かずに載せると、途中で止まった理由が読む人の側に残ります。
| 作品の状態 | 一覧では |
|---|---|
| 読める | 載せる |
| 読めない | 載せない |
| 止まっている | 状態を書く |
入口に向く条件
| 条件 | なぜ |
|---|---|
| 完結している | 途中で止まらない |
| 短い | 最後まで届く |
| 前提が要らない | 単体で読める |
未完の作品を入口に置きません。 途中で止まると、次へ進む理由が消えます。
三つとも満たす作品が無ければ、満たす数が多い一本を選びます。 完璧な一本は要りません。
四本を並べ直す
| 架空の一本 | 入口への向き |
|---|---|
| 読み切りA | 向く |
| 読み切りB | 向く |
| 連載 | 前提が要る |
| 未完 | 途中で止まる |
読み切りAとBのどちらかを入口にします。 短いほうを選べば足ります。
連載と未完は、入口の後ろへ置きます。 消す必要はありません。
二本目以降の並び
入口の次からは、読む順ではなく読みやすい順に置きます。
短い順に並べます。 入口を読み終えた人は、次も同じくらいの長さを想定します。
同じ長さなら、完結しているものを先に置きます。 連載中は後ろで足ります。
未完は最後に置きます。 消す必要はありませんが、先頭近くには置きません。
| 並べる位置 | 置くもの |
|---|---|
| 一番目 | 入口の一本 |
| 二番目以降 | 短い順 |
| 最後 | 未完 |
一覧に添える一行
| 添える欄 | 書く中身 |
|---|---|
| 入口の印 | ここから |
| 読む時間 | 何分ぐらい |
| 完結の有無 | 完結・連載中 |
入口の印は一本だけに付けます。 二本に付けると選べなくなります。
読む時間と完結の有無は、開く前の判断に使われます。 一覧の段階で書いておきます。
入口を入れ替える時期
一度決めたら、しばらく動かしません。 動かすと、外から案内した先が変わります。
入れ替えるのは三つの場合だけです。
より短い完結作が増えたとき。 条件を満たす一本が増えたら見直します。
入口の作品が読めなくなったとき。 掲載先が変わった場合は、すぐ入れ替えます。
作風が変わったとき。 入口と、そのあとに並ぶ作品が離れすぎると、次へ進みません。
それ以外では動かしません。 新作が出るたびに入れ替えると、新しい順に戻ります。
入口の一本が決まらないとき
判断が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも並べ方の話です。
どの例でも人気で決めていません。入口への向きを見ています。
入口が一本に絞れたか確かめる
入口の印は一本だけか。 二本あると選べません。
未完を入口に置いていないか。 途中で止まります。
人気順になっていないか。 初見の人の順ではありません。
完結した短い一本を選ぶ
一覧の整理に、全部の作品は要りません。手持ちの中から、完結していていちばん短い一本を選んでみること。
前提なしで読めるか。読む時間を添えられるか。 そこまで決まれば、印を一つ付けるだけで一覧が変わります。
選んだ一本が最新作でなくても構いません。 入口は新しさで決めません。