漫画の完結を知らせる|初めて読む人への入口も作る
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完結の告知に、追ってきた読者への一言と初めて読む人への入口を両方置く文例です。読まれる保証はせず、通読を勧める断定もしません。
完結を伝えると、そこで終わってしまう
最終話を出したのに、告知が「終わりました」だけで止まってしまうことがあります。
書き足りないからとは限りません。告知を読む人が二種類いるのに、文が一種類しか用意されていないからです。
完結・休載・未完を書き分ける
三つは違う状態です。 告知の言葉を混ぜると、読む人の期待がずれます。
完結は、話が終わった状態です。 続きは出ません。
休載は、続きがある状態で止めていることです。 再開の予定があるかないかは別に書きます。
未完は、続きを描く予定が無いまま止まっている状態です。 完結とは違います。
| 状態 | 続き |
|---|---|
| 完結 | 出ない |
| 休載 | 止めている |
| 未完 | 予定が無い |
未完を完結と書きません。 読み終えた人が、終わり方を作者の意図として受け取ります。
読む相手が二種類いる
一人目は、ここまで追ってきた読者です。 最終話が出たことだけ分かれば足ります。
二人目は、完結してから見つける人です。 この人には、何話の作品でどこから読むかが要ります。
同じ一文で両方に届けようとすると、どちらにも届きません。 行を分けます。
それぞれに要る情報
| 相手 | 要る情報 |
|---|---|
| 追ってきた人 | 出たこと |
| 初めての人 | 全体の量 |
| 初めての人 | 読む入口 |
追ってきた人に全体の量は要りません。 すでに知っています。
初めての人に最終話の場所は要りません。 先頭が要ります。
告知に置く四行
| 行 | 書く中身 |
|---|---|
| 一行目 | 完結した事実 |
| 二行目 | 全体の話数 |
| 三行目 | 一話目の場所 |
| 四行目 | 礼を一言 |
一行目と四行目が、追ってきた読者へ向いています。 二行目と三行目が、初めての人へ向いています。
順番を入れ替えても構いません。 四つ揃っているかだけを見ます。
告知を置く場所
同じ四行を、置く場所の数だけ出します。 場所ごとに書き分けません。
最終話の後ろ。 ここまで読んだ人がそのまま読みます。
作品の一覧。 完結したことが、一覧の段階で分かります。
外の発信。 追っている人へ届きます。
どこに置いても、入口の行は一話目のままにします。 場所が変わっても、初めての人が来る可能性は残ります。
入口は最終話ではない
告知から張る入口は、一話目にします。 最終話に張ると、初めての人はそこから読むことになります。
話数を添えるのは、読む時間の見当が付くからです。 「全十八話」と書くだけで足ります。
続編の予定は、決まっていなければ書きません。 書くと約束になります。
完結のあとに直すもの
告知を出して終わりではありません。 作品の側にも完結が反映されているかを見ます。
更新情報の行。 「毎週更新」のような表示が残っていると、告知と食い違います。
作品の一覧の並び。 完結した作品は、入口に向く条件を満たすことがあります。
紹介文の中の話数。 「連載中」と書いてあれば直します。
外の案内。 プロフィールなどに更新の予定が書いてあれば、そこも見ます。
行が埋まらないとき
判断が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも告知の話です。
どの例でも結果を約束していません。入口のほうを残しています。
四行が揃ったか確かめる
入口が一話目になっているか。 最終話では初めての人が困ります。
全体の話数を書いたか。 読む時間の見当が付きます。
続編を約束していないか。 決まっていません。
事実と入口の二行を書く
告知の準備に、長い文は要りません。完結した事実と、一話目の場所だけ先に書いてみること。
入口は先頭か。話数を足せるか。 そこまで書ければ、礼の一言は最後に置けます。
短いままで構いません。 入口が開いていることのほうが効きます。