漫画のポートフォリオをまとめる|見せる相手と作品を選ぶ
公開日
架空作品だけを使って、作品名・担当・ページ例・説明の四欄で一枚分を組み立てます。見せる相手ごとに並べ替える考え方を扱い、唯一の並びは決めません。
全部載せたら、何を見てほしいのか伝わらない
描いたものを並べたのに、見た人に何が伝わったか分からないことがあります。
作品が足りないからとは限りません。見せる相手を決めずに、順番だけ並べているだけです。
一件分に四つの欄
一件を四つに分けると、見る人が同じ順で読めます。
作品名だけでは何をしたか伝わりません。 担当の欄が要ります。
説明は一行で足ります。 長いと読み飛ばされます。
欄に順位は付けていません。 並べ替えても構いません。
一件分の四欄
| 欄 | 何を書くか |
|---|---|
| 作品名 | 呼び名 |
| 担当 | 何をしたか |
| ページ例 | 見せる箇所 |
| 説明 | 一行の要旨 |
担当の欄は共作のときに効きます。 作画だけ、原作だけも書けます。
ページ例は全部でなくて構いません。 見せたい数ページで足ります。
担当の欄の書き方
担当の欄は、肩書きではなく、やったことで書きます。
一人で作ったなら、そう書きます。 「作画・原作」のように並べても構いません。
共作なら、自分の分だけを書きます。 相手の担当は、相手の名前を出すかどうかとあわせて別に決めます。
手伝ってもらった部分がある場合も書きます。 背景だけ、仕上げだけ、という形です。
| 作り方 | 担当の欄 |
|---|---|
| 一人で作った | 全部を並べる |
| 共作 | 自分の分だけ |
| 手伝いあり | 範囲を書く |
相手が変われば並びも変わる
作品は二枚とも同じです。 変えたのは並びと選んだ数だけです。
先頭に置くものが、いちばん見られます。 相手に合わせて入れ替えます。
外した作品は消していません。 別の相手のときに戻せます。
ページ例の選び方
全ページを見せると、見る人がどこを見ればよいか分かりません。
担当が分かるページを選びます。 作画なら絵が出ているページ、原作なら話の流れが見えるページです。
説明が要らないページを選びます。 前後を読まないと分からないページは外します。
枚数は少なくて構いません。 一件につき数ページで足ります。
| 選ぶ基準 | 外すページ |
|---|---|
| 担当が出る | 担当が見えない |
| 単独で読める | 前後が要る |
説明の一行に書くこと
作品の内容を要約する欄ではありません。 見る人が判断できることを書きます。
何の話かを短く。 一語か二語で足ります。
分量を添える。 何ページの作品かです。
いつの作品かを添える。 古い作品なら、そう分かるようにします。
感想や評価は書きません。 見た人が決めることです。
選ぶ手がかり
| 見るところ | 選び方 |
|---|---|
| 相手の目的 | 何を見たいか |
| 自分の役割 | 何をしたか |
| 見せる分量 | 何枚に絞るか |
相手の目的が分かれば、先頭が決まります。 分からなければ代表作を置きます。
分量は絞るほど読まれます。 全部見せなくて構いません。
同じ一枚を使い回さない
一度作ったものを、相手を変えてそのまま出さないようにします。
相手ごとに先頭が変わるためです。 並びを変えずに出すと、見せたい一件が後ろに残ります。
作り直すのは並びと枚数だけです。 一件分の四欄はそのまま使えます。
出した相手と、そのときの並びを控えます。 同じ相手へ二度目を出すとき、前と同じ並びに戻せます。
選びきれないとき
手が止まるところを、三つ書き出しておきます。 どれも架空作品での話です。
どの例でも作品を描き足していません。並びと選び方だけを決め直しています。
担当と先頭を確かめる
一件ごとに担当が書いてあるか。 何をしたかが伝わります。
先頭が相手に合っているか。 いちばん見られます。
外した作品を残してあるか。 別の相手で戻せます。
先頭に置く一件を決める
ポートフォリオに、決まった並びは要りません。見せる前に、先頭に置く一件を決めること。
その一件は相手の目的に合っているか。担当の欄は埋まっているか。 そこまで決まれば、残りは後から並べられます。
二件しか無くても構いません。 担当が書いてあれば、それで伝わります。