漫画制作の目標を決める|自分で確認できる進捗にする
公開日
仮定の四か月について、工程ごとに自分で確認できる目標と進捗状態を対応させます。フォロワー数や閲覧数や収益を目標の欄に置かず、成長率も保証しません。
目標を立てても進んだか分からない
年の初めに目標を書いたのに、何か月かして進んだかどうかが分からなくなることがあります。
やる気が落ちたからとは限りません。目標の中身が、自分では数えられないものになっているからです。
締切から日数を配る話ではない
ここで決めるのは、月ごとに何が終わっていれば進んだと言えるかです。 締切までの日数を工程へ配る作業とは、扱う単位が違います。
日数ではなく、終わった形で書きます。 「ネームを通す」のように、見れば分かる形にします。
遅れたら月のほうを動かします。 目標の中身は変えずに置き直します。
工程を六つに分ける
| 工程 | 終わりの形 |
|---|---|
| ネーム | 最後まで通る |
| 下描き | 全ページある |
| 清書 | 線が入る |
| 仕上げ | 文字が入る |
| 見直し | 直しが済む |
| 予備 | 空けておく |
予備の月には目標を置きません。 遅れを受け止める場所です。
終わりの形を先に書きます。 形が書けない工程は、まだ分けきれていません。
終わりの形が書けているか見分ける
終わりの形は、三つとも満たしていれば書けています。
見れば分かること。 開いて確かめられる状態になっているかです。
人に聞かなくても判定できること。 反応や評価が要るなら、それは外の数です。
その日に終わったかが付くこと。 「進めた」では判定が付きません。
| 書き方 | 判定 |
|---|---|
| ネームを通す | 付く |
| ネームを進める | 付かない |
自分で決められない数は外す
| 置かない | なぜ |
|---|---|
| フォロワー数 | 相手が決める |
| 閲覧数 | 場所で変わる |
| 収益 | 条件で変わる |
| 順位 | 相手が動く |
これらを見てはいけない、という話ではありません。 目標の欄に置かないという話です。
見るのは構いません。 ただし進んだかどうかの判断には使いません。
月へ工程を割り当てる
仮定として四か月を置き、そのうち一か月を予備にしました。 月の数も工程も置いた値です。
一か月に一工程までにします。 二つ入れると、終わったのがどちらか曖昧になります。
予備の月を先に決めます。 最後に残った月を予備にすると、必ず埋まります。
工程の順は入れ替えてよい
六つの順は、必ずこの通りでなくて構いません。 描き方によって前後します。
仕上げを先に一部だけ済ませる作り方もあります。 そのときは、その月の終わりの形を書き直します。
入れ替えたら、予備の月の位置も見直します。 重い工程の直後に置くほうが、遅れを受けやすくなります。
入れ替えた記録は残します。 次に立てるときの材料になります。
進捗状態を三つに分ける
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 終わった | 形になった |
| 途中 | 手は付いた |
| まだ | 始めていない |
三つだけにします。 細かく分けると、どれにするかで迷います。
途中は失敗ではありません。 次の月へ持ち越す印です。
遅れたときに動かすもの
遅れたときに書き換えるのは、月の割り当てだけです。 目標の中身は動かしません。
中身を小さくして達成にすると、次の月から何が残っているか分からなくなります。
予備の月へ半分を移すのが一つ目の手です。 予備が無くなったら、締切の側を見直す相談へ移ります。
| 遅れたとき | 動かす所 |
|---|---|
| 半分残った | 予備の月へ |
| 全部残った | 月をずらす |
| 予備も無い | 締切を相談 |
目標が書けないとき
書けない場面を、三つ挙げます。 どれも目標の形の話です。
どの例でも外の数を使っていません。自分で見える形のほうを直しています。
四か月ぶんを並べて見直す
目標の欄に外の数が入っていないか。 自分で決められません。
終わりの形を書いたか。 見れば分かる形にします。
予備の月を空けたか。 遅れの行き先になります。
次の一か月の終わりの形を書く
目標を決めるのに、一年分は要りません。次の一か月について、終わりの形を一つ書いてみること。
その形は見れば分かるか。外の数が混ざっていないか。 そこまで書ければ、二か月目も同じ形で置けます。
一工程でも構いません。 形が残っていれば、遅れても置き直せます。