漫画の更新をSNSで知らせる文章の作り方
公開日
同じ架空作品について、更新直後・前話導線あり・短文・説明あり・再告知の五つの告知文を目的つきで並べます。反応率やフォロワー増加は保証せず、最強の文面も決めません。
更新のたびに同じ文を貼っている
新しい話を出したのに、毎回ほとんど同じ知らせ方になってしまうことがあります。
書くことが無いからではありません。その告知が何のためのものかを決めずに、文の形だけを使い回しているからです。
比べるのは同じ一作で
作品を変えると、文の違いなのか作品の違いなのか分かりません。 比較には同じ一作を使います。
変えるのは目的と、載せる情報の数だけです。 事実の中身は書き換えません。
どれが良いかを決める比較ではありません。 どの場面で何が要るかを見る比較です。
どの文にも入る二つ
場面が変わっても、必ず入る情報が二つあります。
どの話かが分かること。 話数でも、題名と回数でも構いません。
どこで読めるかが分かること。 行き先が無い告知は、知らせただけで終わります。
この二つが入っていれば、残りは場面ごとに足し引きできます。
| 必ず入れる | 場面で変える |
|---|---|
| どの話か | 説明の量 |
| 読める場所 | 触れる要素 |
比較に使う架空の連載
例に置く一作は、この記事のために作った架空の連載です。第4話まで公開し、これから第5話を出すという状況にしました。
話数も題名もこの記事の中だけのものです。 実在の作品からは取っていません。
反応の数字は一つも置いていません。 比べるのは文のほうです。
告知の場面を五つに分ける
| 場面 | 目的 |
|---|---|
| 更新直後 | 出たと知らせる |
| 前話導線あり | 前へ戻す |
| 短文 | 流れの中で出す |
| 少し説明あり | 初めての人へ |
| 再告知 | 見逃しへ届ける |
同じ更新でも場面が違えば必要な情報が変わります。 短文に説明を足すと、短文ではなくなります。
五つを毎回そろえる必要はありません。 出す場面を決めて、一つ選びます。
目的と文を組にする
文の先頭に、その場面で最も要る情報を置きます。 更新直後なら話数、初めての人へなら題材です。
一つの文に目的を二つ入れません。 入れると、どちらにも届きにくくなります。
再告知では、前に出した文をそのまま使いません。 同じ文が並ぶと見送られます。
一つの更新で何回出すか
回数の正解は置きません。 ただ、同じ文を繰り返す形だけは避けます。
二回目以降を出すなら、場面を変えます。 更新直後の次は前話導線あり、というように移します。
場面が残っていないなら、出さなくて構いません。 出す理由が無いということです。
間隔も決めません。 決めると、材料が無い日にも出すことになります。
使わない言い方を決める
| 使わない | 理由 |
|---|---|
| 拡散希望 | 相手が決める |
| 見逃し厳禁 | 急かす言い方 |
| 必読 | 読む人が決める |
| 神回 | 自分で付けない |
自分で確かめられない言い方は避けます。 告知が事実から離れてしまうためです。
相手に動作を求める言葉を重ねません。 押すかどうかは読む人が決めます。
文の長さは場面で決まる
長さの目安は置きません。 場面ごとに、入れる情報の数が違うためです。
短文の場面では、二つだけを入れます。 どの話かと、どこで読めるかです。
初めての人へ向ける場面では、題材が一行だけ増えます。 それ以上足すと、告知ではなく紹介文になります。
再告知では、前の文に無かった要素を一つだけ入れ替えます。 増やすのではなく入れ替えです。
| 場面 | 足す情報 |
|---|---|
| 短文 | 無し |
| 初めての人へ | 題材一行 |
| 再告知 | 入れ替え一つ |
場面を選べないとき
言葉に詰まる場面を、三つ挙げます。 どれも告知文の話です。
どの例でも効果を約束していません。要る情報のほうを選んでいます。
出す前に文を読み直す
一つの文に目的が一つか。 二つあると届きません。
使わないと決めた言い方が混ざっていないか。 急かす表現を探します。
再告知が前と同じ文になっていないか。 見送られます。
次の更新の場面を一つ選ぶ
告知文を作るのに、五つそろえる必要はありません。次の更新について、出す場面を一つ決めて、その目的の文を書いてみること。
目的は一つか。話数と行き先は入ったか。 そこまで決まれば、別の場面の文も同じ形で作れます。
短い一文でも構いません。 目的が決まっていれば、要る情報は入ります。