漫画画像のメタデータを公開前に確認する
公開日
架空の値を入れた自作ダミー画像で、公開前の確認から除去・再確認までを実測します。すべて架空の値で、形式によって持てる欄が違うことも書き分けます。
画像に何が残っているか分からない
書き出した画像を出す前に、絵以外の情報が残っていないか確かめたいことがあります。
不安が大きいからではありません。画像には絵とは別に、文字の欄が付いていることがあるからです。
使ったダミー画像
用意したのは、この記事のために作った 240×240ピクセルのダミー画像です。市松の模様だけで、絵の中身はありません。
入れたのは架空の五つの欄です。 作者名・使った道具・覚え書き・作成日・場所の欄で、値はすべてダミーと分かる文字にしてあります。
位置情報は数値ではなく、架空だと分かる文字で入れています。 実際の座標は使っていません。
公開前・処理後・形式変換後
公開前のダミー画像には、文字の欄が5個ありました。 作者名の欄には「ダミー作者A」、場所の欄には「架空の地点(ダミー)」が入っています。
文字の欄を取り除いたあとに読み直すと、欄は0個になりました。 絵の中身は変えていません。
同じ画像を別の形式へ変換すると、この形の文字の欄としては読めなくなりました。 形式が変われば、情報の入れ物も変わります。
何が入るかは書き出し方で変わる
同じ絵でも、書き出し方によって入る欄が変わります。
使った道具が欄を書き込む場合があります。 道具の名前や版が入ることがあります。
書き出しの設定で、欄を付けるかどうかを選べる場合があります。 選べるなら、書き出しの段階で決めておくほうが早く済みます。
別の道具を通すと、欄が増えることも減ることもあります。 通した回数だけ変わる可能性があります。
だから、書き出しの手順を変えたら読み直します。 前に確認したから同じ、とはしません。
確認する六つ
| 確認する欄 | 何が入りうるか |
|---|---|
| 作者の欄 | 名前や連絡先 |
| 道具の欄 | 使った環境 |
| 覚え書き | 下書きの文言 |
| 日付の欄 | 作成や更新 |
| 場所の欄 | 位置を表す値 |
| 色の設定 | 書き出しの情報 |
欄の名前は形式ごとに違います。 同じ名前で揃っているとは限りません。
中身が空でも欄だけ残ることがあります。 欄の有無と中身は別に見ます。
残してよい欄もある
すべての欄を消す必要はありません。 何のための欄かで分かれます。
絵の出方に関わる欄は残します。 色の扱いを示す欄を消すと、見え方が変わることがあります。
自分の情報に関わる欄は外します。 名前、連絡先、場所の欄です。
作った環境を示す欄は、出したいかどうかで決めます。 出しても困らないなら残して構いません。
| 欄の種類 | 扱い |
|---|---|
| 絵の出方 | 残す |
| 自分の情報 | 外す |
| 作った環境 | 選ぶ |
除去したら読み直す
処理の前と後で、同じ手順で読み直します。 取り除けたかどうかは、読み直して初めて分かります。
ファイルの大きさも変わります。 ダミー画像では1416バイトから1189バイトになりました。
別の形式へ変換した画像は6941バイトになりました。 大きさも入れ物も変わります。
変換した画像は別のファイルとして扱います。 元のファイルと取り違えると、確認が一からやり直しになります。
手順の並べ方
| 順番 | 何をするか |
|---|---|
| はじめに | 欄を読み取る |
| つぎに | 必要な処理 |
| さいごに | もう一度読む |
読み取りを先にします。 何が入っているか分からないまま処理すると、確かめようがありません。
処理の内容も書き留めます。 次の書き出しで同じ手順を通せます。
毎回すべてを確認するか
話ごとに全部を通すと手が止まります。 通す範囲を決めておきます。
書き出しの手順が前回と同じなら、読み取りだけで足ります。 欄の数が前と同じかを見ます。
手順を変えた回は、除去と再確認まで通します。 何が増えたか分かりません。
別の道具を挟んだ回も、全部通します。 途中で欄が付くことがあります。
通した範囲を控えに一行書きます。 次の回で、どこまで見たかが分かります。
欄が読めないとき
判断に迷う場面を、三つ挙げます。 どれも確認の話です。
どの例でも中身を推測していません。読み取れた欄だけを記録しています。
読み取りと再確認が揃ったか確かめる
処理の前に読み取ったか。 先に見ないと比べられません。
処理の後に読み直したか。 取り除けたかを確かめます。
形式を変えた場合も見たか。 入れ物が変わります。
ダミー画像で一度通す
メタデータの確認に、本番の原稿は要りません。出す前に、小さなダミー画像で読み取りから再確認までを一度通すこと。
欄はいくつあったか。処理のあとで0個になったか。 そこまで通せば、本番の画像でも同じ順で確かめられます。
欄が見つからなくても構いません。 無いと分かっていることも、確かめた結果です。