COMISTA JOURNAL漫画を描く

漫画のキャラクター設定表を作る|使う項目を選ぶ

公開日

設定表は全部埋めるものではありません。架空の人物一人について記入例を入れた六項目の表を示し、使う項目と使わない項目を仕分ける手順をまとめます。空欄が残っていても資料として成り立ちます。

「漫画のキャラクター設定表を作る」を表したイラスト

項目が多すぎて埋まらない

設定表を作ろうとすると、項目の多さで手が止まります。

埋まらない欄が気になって、先へ進めなくなります。 資料を作る前に疲れます。

そこで、使う項目だけを選びます。 残りは空けたままにします。

設定表に置く六つ

項目 そこで決まること
名前 呼び方
目的 動く理由
行動傾向 迷ったときの選び方
関係 誰と話すか
見た目 見分けの手がかり
口ぐせ 無くてもよい

名前は呼び方を決めます。 台詞の中で誰を指しているかが読めます。

目的はその人物が動く理由です。 ここが空だと、行動を書くたびに迷います。

行動傾向は、選べる場面でどちらを取るかです。 迷ったときの判断が揃います。

関係・見た目・口ぐせは、必要になってから足せます。 最初から全部は要りません。

目的の欄に書くこと

六つのうち、目的の欄がいちばん効きます。 書き方を決めておきます。

その人物が何をしようとしているかを書きます。 「◯◯したい」の形です。

話の中で変わらないものを書きます。 一話だけの目的は、別の欄に置きます。

達成できるかどうかは書きません。 決めると、話の側が縛られます。

一行で書けなければ、まだ決まっていません。 長く書くより、空欄にしておきます。

書く 書かない
何をしたいか できるかどうか
変わらないもの その回だけの用事

記入例を入れた一枚

架空の人物一人について、設定表の六項目に記入例を入れた図
記入していない欄はそのままにしてあります

表の人物はこちらで用意しました。名前も設定も、実在の誰かから取っていません。

項目と記入例は行として並んでいます。 どの欄に何を書くかが一目で分かります。

いちばん下の欄は空のままです。 使わないと決めた項目だからです。

空欄があっても、この表は資料として使えます。

使う項目だけに印を付ける

設定表の項目を、使う側と使わない側に仕分けた図
使わない項目は空欄のままです

六つを、使う側と使わない側に分けます。

使う側に入れた項目だけを埋めます。 作業の量がここで決まります。

使わない側は空けたままで構いません。 あとから移してもかまいません。

分け方は話ごとに変わります。

全部埋めるのが正解ではない

先に使う項目を選ぶ。そのうえで空欄を残す。 順序としてはこれだけです。

空欄のまま置く項目

あとで使うかもしれない項目があります。

消さずに空欄で置いておくと、必要になったときに気付けます。 欄ごと消すと忘れます。

空欄の数を気にする必要はありません。 埋まっていない欄は、まだ決めていないという印です。

決まった時点で書き足します。

表を見直す時期

一度作った表は、そのままにしません。 見直す時期を決めます。

一話描き終えたとき。 使わなかった項目が分かります。

人物が増えたとき。 関係の欄を足す必要が出ます。

目的が変わったとき。 話が進んで、その人物の向かう先が変わった場合です。前の目的は消さずに残します。

見直して変えなかった項目も、確かめた日を足します。 見ていないのか、見て変えなかったのかが分かります。

足すより減らすほうが早い

項目を増やすと、そのぶん考える量が増えます。

三つで足りるなら三つで構いません。 足りないと感じたときに足せます。

先に減らしておくと、書く手が止まりません。 増やすのはいつでもできます。

減らした項目は、また戻せます。

人物を決める記事は中身のほう

見た目と行動を結びつける記事は、その人物が誰であるかを決める側にあります。

あちらで決めるのは中身、ここで決めるのは手元に残す項目です。

誰であるかが決まっていれば、表はすぐ埋まります。 順番としてはあちらが先です。

まだ決まっていない場合は、そちらから通します。

仕上がりを点検する工程は後ろ

完成したページの見た目をそろえる工程は、描き上がったあとに来ます。

こちらは描き始める前に置く資料です。 見る時期が違います。

前に作った表があると、点検のときに照らし合わせられます。 二つは続けて使えます。

点検の手順はそちらの記事が受け持ちます。

作ったあと三つだけ見直す

見直すところ 確認すること
目的 一行で言えるか
空欄 残してよいか
数 増えすぎか

一人ぶん、三項目から始める

いま設定表が止まっている人物が一人いるなら、三項目だけ選びます。

名前と目的と、もう一つで足ります。 残りは空欄のまま置きます。

三つ埋まったら、その人物は動かせます。 足りないと感じたときに項目を足します。

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