COMISTA JOURNAL漫画を描く

漫画で足を描く|接地と向きの確認

公開日

足裏が地面のどこに着いているかと、つま先がどちらを向いているかを図で確かめます。正しい足の形が決まっているわけではなく、浮いて見えるかどうかを見ます。

「漫画で足を描く」を表したイラスト

足が地面から浮いて見える

体は描けているのに、足だけ地面に着いていないように見えることがあります。

足の形が下手だからとは限りません。足裏のどこが着いているかを、決めていないだけです。

足裏の接地点と、つま先の向きを示した三つの姿の図
黒い印が地面に着いているところです

黒い印が接地点

図の足元にある黒い印が、地面に着いているところです。

印が地面の線に乗っていれば、浮いて見えません。 離れると浮きます。

印の数は姿によって変わります。 そろえる決まりはありません。

地面の線は一本だけ引いてあります。 足の高さをそろえるためです。

地面が平らでないとき

地面の線は水平とは限りません。 平らでない場合の置き方を決めます。

坂。 線を斜めに引きます。両足の印を同じ斜めの線に乗せます。

段差。 線を二本引きます。足ごとに乗る線を決めます。

やわらかい面。 印が線より少し下がります。沈む分だけ下げます。

地面 引く線
坂 斜めに一本
段差 高さ違いで二本
やわらかい 少し下へ

線を引かずに描くと、坂や段差では片足だけ浮きます。 平らでない場所ほど線が効きます。

三つの着き方

着き方 地面に着く場所
平らに立つ 足裏の全部
つま先立ち 前の方だけ
踏み出す途中 かかとの縁

踏み出す途中は一点しか着きません。 それでも浮いて見えません。

着く場所が減るほど、動いて見えます。 止めたいときは増やせます。

両足の関係

片足ずつ決めると、二本の足がちぐはぐになります。 関係も決めておきます。

開き。 両足の間の幅です。広いほど構えた姿になります。

前後。 どちらの足が前かです。体の向きと合わせます。

高さ。 同じ地面なら同じ高さです。段差なら別の線に乗ります。

両足を同じ向きにそろえる必要はありません。 ただし、開きすぎると立っていられない形になります。

上から見た形で二本まとめて見ると、関係が分かります。 正面からでは重なって見えません。

向きは上から見ると分かる

足の向きを上から見た形で示した二つの図
上から見た形で向きだけを見ます

上から見ると、つま先がどちらを向いているか分かります。 正面からでは重なります。

両足を別々の向きにできます。 そろえなくて構いません。

向きと体の向きがずれていても構いません。 振り向く姿などです。

地面の線を先に引く

地面の線を先に引いてから足を置く手順を三つの札で並べた図
先に引かなくても構いません
引く順 そこで決めること
一つ目 地面の高さ
二つ目 接地点の数
三つ目 つま先の向き

足より先に地面の線を引くと、高さがそろいます。 片足だけ浮くのを防げます。

線は水平でなくても構いません。 坂や段差もあります。

線を引かずに描いて、後から足すこともできます。 順番は選べます。

足を描かない構図

足がコマに入らない構図でも、接地は決めておきます。

見えなくても、体の高さが決まります。 決めていないと、上半身の位置がずれます。

下描きの段階だけ地面の線と印を置きます。 仕上げで消せます。

足元が切れているコマが続くときほど効きます。 前後のコマで高さが揃います。

座った姿や、腰から上のコマでも同じです。 見えない部分を先に決めておくと、描き直しが減ります。

浮いて見えるとき

引っかかるところを、三つ並べておきます。 どれも自作の姿です。

三つとも、足の形を描き直していません。着く場所と向きを決めただけです。

接地点と向きを確かめる

足を描いたあとに確認したい5項目のチェックリスト
足の大きさを測る表ではありません

接地点が地面の線に乗っているか。 乗っていれば浮きません。

着く場所の数が姿に合っているか。 少ないほど動いて見えます。

つま先の向きを決めたか。 決めていないと、体とずれます。

足裏の着く場所に印を付ける

足を描くのに、決まった形は要りません。描き直すのではなく、足裏の着く場所へ印を付けてみること。

印は地面の線に乗っているか。つま先はどちらを向いているか。 そこまで見えれば、浮きは直せます。

一点しか着いていなくても構いません。 動いている姿なら、それで通ります。

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