COMISTA JOURNAL漫画を投稿する

AIを使った漫画の投稿前に確認する条件

公開日

実際の公式規約を三件読み、AI生成物についての定めがある文書と無い文書を確認日つきで並べます。書かれていない条件は推測せず、投稿先の優劣も付けません。

「AIを使った漫画の投稿前に確認する条件」を表したイラスト

AIを使った部分があると、出していいか分からない

下描きや仕上げの一部にAIを使ったとき、そのまま投稿していいか判断できないことがあります。

使い方が悪いからとは限りません。投稿先の公式文書に何が書かれているかを、読んでいないだけです。

三件の公式規約でAI生成物の定めがある側と無い側を並べた図
文書ごとの記載です

読んだ公式文書

開いたのは三件です。うち二件はピクシブ株式会社の規約集 https://policies.pixiv.net/ にある pixivFANBOX個別規約と、同じページの pixiv ほか個別規約です。残る一件は株式会社集英社のジャンプルーキー!利用規約 https://rookie.shonenjump.com/legal/tos です。いずれも 2026年9月27日 の時点で読みました。

読み取ったのは、AI生成物についての定めの有無だけです。 中身の是非は判断していません。

同じ運営でも文書ごとに違う

確認日時点で、pixivFANBOX個別規約の第7条第2項には「AI生成コンテンツ」として定めたコンテンツという項が置かれていました。 該当するかの判断はガイドライン等を参照する形で書かれていました。

同じページにある pixiv ほかの個別規約には、AI生成コンテンツについての具体的な定めは見当たりませんでした。 同じ運営でも文書が違えば書かれていることが違います。

確認日時点で、ジャンプルーキー!の利用規約にはAI・生成AIについての記載は見当たりませんでした。 記載が無いことを、許されているとは読みません。

使った範囲を先に書き出す

規約を読む前に、自分が何をしたかを書き出します。 書き出していないと、どの条文が自分に当たるか決まりません。

どの工程で使ったか。 下描き、着色、背景、仕上げなどです。

どの程度を占めるか。 一部か、全体かです。

出力をそのまま使ったか、手を入れたか。 使い方として書かれ方が分かれることがあります。

何を入力したか。 自分の絵か、文章かです。

書き出すこと 例
工程 背景
割合 一部
手を入れたか 描き直した
入力 自分の絵

四つ書いてから読みます。 読みながら決めると、都合のよい読み方に寄ります。

確かめる六つ

確かめること どこを見るか
AI生成物の扱い 規約と案内
表示や申告 投稿時の入力欄
投稿の可否 禁止事項の項
制限の範囲 対象サービスの別
文書の種類 規約か案内か
確認日 読んだ日付

規約とガイドラインは別の文書です。 片方だけでは読み切れません。

同じ運営でもサービスごとに分かれていることがあります。 出す先の文書を見ます。

投稿画面の入力欄も見る

文書に書かれていなくても、投稿の画面に欄があることがあります。

申告の欄があるか。 使ったかどうかを選ぶ形の欄です。

表示の欄があるか。 作品に印が付く形の欄です。

欄があるなら、そこが定めの場所です。 文書に記載が無くても、欄の存在は確かめられます。

欄の名前と、選べる値をそのまま控えます。 次に出すとき同じ欄を探せます。

欄が見当たらなければ、見当たらないと書きます。 画面は変わるので、確認日も添えます。

文書の種類で書かれる場所が変わる

規約・個別規約・ガイドラインの三層を並べた図
三つは別の文書です
文書 読む順
共通の規約 全体の決まり
個別の規約 そのサービス
ガイドライン 判断の手がかり

個別規約に書かれていることがあります。 共通規約だけでは足りません。

ガイドラインを参照するよう書かれている場合があります。 そこまで開きます。

記録には確認日を添える

確かめる六つと記録に残す三つを上下に並べた図
条番号まで残すと開き直せます
残すもの 何を書くか
文書名 どの規約か
条番号 どの条文か
確認日 読んだ日付

規約は改定されます。 確認日が無い記録は次に使えません。

読めなかったことも残します。 見当たらないと書いておけます。

記載が無いときに取れる道

規約にもガイドラインにも画面にも見当たらない場合、選べる道は三つです。

出す。 記載が無いことを記録したうえで出します。後から定めができた場合に備えて、使った範囲の控えは残します。

問い合わせる。 窓口が案内されている場合に限ります。使った範囲の四つを添えると、答えが具体的になります。

別の先を選ぶ。 定めが書かれている先なら、判断の材料がそろいます。

どれを選んでも、読んだ記録は残します。 次に同じ先へ出すとき、また探さずに済みます。

定めが見つからないとき

迷いが残るところを、三つ拾い上げます。 どれも読み方の話です。

三つとも、定めを補っていません。読めたことだけを残しています。

定めの有無と確認日を確かめる

AIの扱いを確かめたあとに確認したい5項目のチェックリスト
サービスを採点する表ではありません

出典が公式文書か。 要約した記事は出典になりません。

確認日を添えたか。 規約は改定されます。

記載の無さを言い換えていないか。 無いまま残します。

出す先の規約を一件開く

AIの扱いを調べるのに、まとめ記事は要りません。投稿の前に、出す先の規約を一件開くこと。

そこに定めはあったか。無かったことも書き留めたか。 そこまで残れば、次に確かめ直せます。

記載が見当たらないままでも構いません。 無いと分かっていることも、判断の材料です。

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