漫画の作者の公式アカウントを確かめる方法
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プロフィールに作品名が書いてあるだけでは、そのアカウントが描いた人のものかどうかは決まりません。名前の表記・作品名・掲載先・行き先という同じ項目を、プロフィール側と公式掲載元側に左右で並べて突き合わせる手順をまとめました。判定の印は付けません。
プロフィールだけでは決まらない
作品名が書いてあるアカウントを見つけた。その人が描いた本人なのかは、そこだけを見ても決まりません。
書いてあることは、誰にでも書けます。知りたいのは、書いてある内容が公式の側とそろっているかどうかのほうです。
| 突き合わせる項目 | 見るところ |
|---|---|
| 名前の表記 | 字づかいまで |
| 作品名 | どう書いてあるか |
| 掲載先 | どこで読めるか |
| 行き先 | どこへつなぐか |
同じ項目を左右で突き合わせる
ここがこの記事の要です。
プロフィールに書いてあることと、公式掲載元に書いてあることを、同じ項目で並べて見比べます。 片方だけを読んで判断しない、というだけのことです。
あいだに線も印も置きません。 そろっているかどうかを見るのは読む側で、この記事が答えを出すところではありません。
片側にしかないものを、もう片側へ書き写しません。 書き写した瞬間に、確かめていないことを確かめたことにしてしまいます。
プロフィールで読む四つ
まずプロフィールの側です。
名前の表記は、字づかいまで見ます。 ひらがなか漢字か、間に点が入るか、英字がまざるか。同じ読みでも書き方が違えば、別の表記です。
作品名がどう書かれているかも見ます。正式な題と、略した呼び方が混ざっていることがあります。
掲載先が書かれているか、どこへつなぐ行き先があるか。 この二つは、次に見に行く場所を教えてくれます。
公式掲載元の側で見る場所
次に、突き合わせる相手の側です。
| 見る場所 | そこにあるもの |
|---|---|
| 作品の公式 | 作者の紹介 |
| 作者の公式 | 本人が出す |
| 掲載ページ | 作者名の表記 |
出している側や作品の公式には、作者の紹介が置かれていることがあります。 そこに発信先が書かれていれば、それがいちばん確かな突き合わせ先です。
作者自身の公式サイトがあれば、そこからも見られます。 本人が出しているものなので、書かれている表記をそのまま受け取ります。
どれか一つでも突き合わせられれば足ります。 三つ全部がそろうことのほうが少ないはずです。
突き合わせ先が見つからないとき
公式の側に作者の紹介が無いことがあります。そのときは突き合わせようがないので、頼りにしないという結論で止まります。 ただ、代わりに見られる場所はいくつかあります。
| 見つからない側 | 代わりに見る先 |
|---|---|
| 作者の紹介 | 話の末尾の表記 |
| 作者の公式 | 単行本の書誌 |
| 掲載ページ | 別の掲載先 |
作者の紹介が置かれていないときは、作品そのものに載っている表記を見ます。 話の初めや終わりに作者名が出ていることがあります。そこは出している側が出した表記なので、突き合わせ先として使えます。 名前だけで、発信先は書かれていないことが多いところです。
作者の公式サイトが無いときは、単行本の書誌に載っている表記を見ます。 本になっていれば、著者名が正式な表記で載っていることが多いはずです。 ここも表記の突き合わせにだけ使えます。
掲載ページ自体が見つからないときは、同じ作品の別の掲載先を探します。 一つの場所で読めなくなっていても、別の場所に同じ作品が置かれていることがあります。 そこに作者名の表記があれば、それで足ります。
どれも見つからなければ、そこで終わりにします。 表記の一致を確かめられなかった、と控えるだけです。確かめられないことは、そのアカウントについて何かを言う理由にはなりません。
ここで見ているのは、どこまでも表記だけです。 発信先へのリンクがある突き合わせ先が見つかるのがいちばんですが、表記が一致しただけでも「食い違いは無かった」までは言えます。 それ以上は言いません。
ペンネームの表記をそのまま見る
見落としやすいところです。
公式の側でどう書かれているかを、言い換えずにそのまま控えます。 こちらで読みやすく直したり、漢字をひらいたりすると、突き合わせの意味がなくなります。
名義が複数あることもあります。 公式がそう書いていれば複数として控え、書いていなければこちらでまとめません。
表記が違うこと自体は、珍しくありません。 場所によって書き方を変えていることもあります。違っていたら、そこで止めて別の場所を見ます。
突き合わせたあとの三つ
見比べたあとにやることです。
| 突き合わせた結果 | どうするか |
|---|---|
| 両側にそろう | そのまま控える |
| 片側だけ | もう一方を探す |
| 食い違う | 決めずに置く |
そろったなら、そこまでを控えます。 全部の項目がそろう必要はありません。
片側にしかないなら、もう一方を探しに行きます。 見つからなければ、空けたままにします。
食い違ったなら、そこで止めます。 書き間違いのこともありますし、別の人のこともあります。どちらなのかは、こちらでは決められません。
数や印を根拠にしない
見るのは、書いてあることが公式の側とそろっているかだけです。
同じ名前でも同じ人とは限らない
字が同じ名前は、いくつもあります。
公式の側がそう書いているときだけ、同じ人として控えます。 書いていないなら、別々のまま置いておきます。
似た題材を扱っていること、活動の時期が重なっていること。 どちらも、同じ人であることの根拠にはなりません。取り違えたときに困るのは、書かれた側です。
転載しているところを悪者にしない
写して載せているだけのアカウントを見かけることがあります。
そこを悪意があると決めつけません。 事情は分かりませんし、こちらが決める話でもありません。
書けるのは「公式の側と突き合わせられなかった」までです。そこで置いておけば、要らないことを言わずに済みます。
そのうえで、突き合わせられないものは頼りにしません。 その場所について、それ以上何かを言う必要はありません。
個人のことは調べない
架空の4例で突き合わせを見る
見比べ方を示すために、組み立てた場面を4つ挙げます。 実在のアカウントの話ではありません。
4つとも、本人かどうかを言い切っていません。 突き合わせた結果を、そのまま置いているだけです。
確かめる前に見ておく
見比べる前に、頭に置いておきたいところです。
| 確かめる前に | 見ておくこと |
|---|---|
| 表記 | 字づかいまで |
| 両側 | 同じ項目を見る |
| 食い違い | 見つけたか |
| 数と印 | 根拠にしない |
| 同名 | 決め手にしない |
五つ全部がそろうことは、めったにありません。 埋まらなかったところは空けたまま、突き合わせられた分だけを控えます。
結局、本人かどうかは「印や数」ではなく「表記の一致」で見る
作者の公式アカウントを確かめるときにやることは、結局ひとつです。同じ項目を左右に並べて、見比べること。
名前の表記はそろっているか、作品名の書き方はどうか、掲載先はつながっているか。そろったところだけを控えて、食い違ったところは決めずに置きます。
そして、言い切らないままで困ることは、あまりありません。 突き合わせられたところまでで、たいていの用は足ります。