タブレットで見開き漫画を読む前に確認すること
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横にすれば必ず二面で出る、とは限りません。同じ端末を縦向きと横向きの二通りに置いて、面の出方・余白・文字の大きさ・回転という同じ四項目を両方で確かめる手順をまとめました。機種も寸法も値段も扱いません。
見開きで出るかは、開いてみるまで分からない
二面が並ぶことを前提に描かれた場面があります。それを二面で読みたくて、手元の端末を横にしてみる。
ところが、横にしたからといって必ず二面で出るわけではありません。 一面ずつのまま大きくなるだけのこともあります。
同じ端末を縦と横で置く
ここがこの記事の要です。
同じ端末を、置き方だけ変えて二通り見ます。 別の端末と比べるのではありません。いま手元にあるもので、縦と横の両方を見ます。
片方だけ見て決めません。 縦で一面だったからといって、横でどう出るかは分かりません。逆も同じです。
どちらが良いかは決めません。 読みたい場面がどちらで出るかを見るだけです。
同じ四項目を、両方の向きで
| 両方で見る項目 | 何を見るか |
|---|---|
| 面の出方 | 一面か二面か |
| 余白 | どこに空きが出るか |
| 文字の大きさ | そのまま読めるか |
| 回転 | 自動で変わるか |
四つとも、縦と横の両方で見ます。 片方しか見ていない項目は、空けたまま残します。
埋まらなくても構いません。 見た分だけで、だいたいの見当は付きます。
見開きで出るかを決める三つ
| 決める側 | 何による |
|---|---|
| 作品の側 | 二面前提で作られたか |
| 表示の側 | 二面で出す設定があるか |
| 画面の側 | 縦横と比率でどう入るか |
端末の側だけでは決まりません。 三つがそろって初めて二面で出ます。
作品が一面ずつで作られていれば、どんな置き方でも一面ずつです。 そこは端末の話ではありません。
表示の側に二面で出す設定があるかどうかも、確かめられるところです。 見つからないなら、無いものとして扱います。
二面前提の場面かどうかを見分ける
一面ずつで出ていたとして、そこが本当は二面で作られた場面なのかは、出方からは分かりません。 二面前提でない場面を横にしても得はありませんし、逆に気づかず一面で読み進めていることもあります。絵のほうに手がかりが残ります。
| 手がかり | 二面前提の見込み |
|---|---|
| 端で絵が切れる | 高い |
| 人物が端に寄る | 高い |
| 台詞が跨ぐ | ほぼ確実 |
| 片方だけ白い | 低い |
絵が画面の端で不自然に切れているときは、続きが隣にあります。 山や建物や人の体が途中で途切れて、次の面の端から続いている。一面ずつで読むと、切れ目をまたいで頭の中でつなぐことになります。
人物が面の端に寄って配置されているときも、二面で作られた見込みが高いところです。 一面の中だけで見ると片側に寄って余白が大きく見えますが、二面で並べると向かい合う形になります。
台詞や書き文字が面をまたいでいれば、ほぼ確実です。 文字が途中で切れているものを一面ずつ読むのは無理があります。ここが見つかったら、横にして確かめる価値があります。
逆に、片方の面だけが白く空いているなら、二面前提ではないことが多いところです。 一面ずつで完結する作りで、そこに区切りが入っているだけです。横にしても、空いた面が並ぶだけになります。
手がかりが見つからないなら、二面前提ではないものとして読み進めて構いません。 見分けは確実にはなりませんが、横にして確かめるかどうかを決めるには足ります。 気になる場面だけ確かめる、という使い方ができます。
余白の出かたも両方で見る
画面の形と、面の形は同じではありません。 合わない分は、どこかに空きとして出ます。
空きが上下に出るのか、左右に出るのかは、置き方で変わります。 縦で気にならなかった空きが、横では目立つこともあります。
空きが出ること自体は、悪いことではありません。 面をそのまま入れた結果です。
文字の大きさはそのまま読めるか
二面で出ると、一面あたりは小さくなります。
そのままで読めるかどうかを、実際に見ます。 読めるなら二面で、読みづらいなら一面で。それだけの選び方で足ります。
細かく表示できることは、読みやすいことではありません。 目に入る大きさの話です。
場面によって変えても構いません。 二面で見たい場面だけ横にして、あとは縦で読む、という読み方もできます。
自動で回るかを確かめる
端末を傾けたときに、表示が自動で変わるかどうかも見ておきます。
自動で変わる状態になっていると、読んでいる途中で向きが切り替わることがあります。寝転んで読むときに気になることがあるところです。
固定する方法があるかどうかも、手元で確かめられます。 ここでは具体的な手順は書きません。端末によって違うからです。
大きさや値段の話にしない
機種を選び直す話ではない
この記事は、買い替えの話ではありません。
いま手元にある端末で、どう出るかを見ます。 出方が分かれば、その端末での読み方を決められます。
二面で出ないなら、一面で読めば足ります。 作品が読めなくなるわけではありません。
架空の4例で見え方を並べる
確かめ方を示すために、仮の場面を4つ挙げます。 実在の端末や作品の話ではありません。
4つとも、片方だけを見て決めていません。 見ていない向きは、空けたまま置いています。
読む前に見ておく
開く前に、目を通しておきたいところです。
| 読む前に | 見ておくこと |
|---|---|
| 縦向き | 一度開いて見たか |
| 横向き | 同じ項目を見たか |
| 余白 | 空きの出方を見たか |
| 文字 | そのまま読めるか |
| 回転 | 自動で変わるか |
五つとも、手元で見れば分かることです。 調べ物ではなく、開いて見るだけです。
二面で出るかは、置き方より三つの側で決まる
タブレットで見開きの漫画を読むときにやることは、結局ひとつです。いま手元にある端末を、縦と横の両方で開いてみること。
二面で出るのか、余白がどこに出るのか、文字はそのまま読めるのか、勝手に回らないか。どれも見れば分かります。
そして、思った出方でなくても困りません。 一面ずつでも作品は読めますし、場面によって置き方を変えてもいいだけのことです。