スマホで漫画の文字が読みにくいときの確認方法
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読みにくさの原因は一つではありません。端末の大きさ・画面の向き・表示の倍率・ページ全体で出ているか・元の画像・画面の端が使っている分を分けて、自分で変えられるものから順に試す手順をまとめました。作品側の欠陥とも、体のこととも結び付けません。
読みにくいとき、原因は一つではない
手元の画面で漫画を開いて、文字が小さくて読み取りにくいことがあります。
このとき、画面が小さいからだ、と一つに決めてしまいがちです。 けれど、そこに至る道はいくつもあって、そのうちのいくつかは自分で動かせます。
上の図は、同じ一枚の見本を大きさだけ変えて並べたものです。 絵も文字も同じものですが、枠が小さくなるほど読み取りにくくなります。
原因の候補を六つに分ける
| 候補 | 変えられるか |
|---|---|
| 端末の大きさ | 変えられない |
| 画面の向き | 変えられる |
| 表示の倍率 | 変えられる |
| ページ全体表示 | 変えられる |
| 端の帯 | ときどき |
| 元の画像 | 変えられない |
読みにくいという一つの結果に、六つの入口があります。 まとめて考えると動かしようがありませんが、分ければ試せるものが残ります。
画面の小ささ・機種の買い替え・目のことに原因を寄せない
分けたいのは、どの入口から来た読みにくさかです。
同じ条件で並べて見る
比べるときは、変える項目を一つだけにします。
同じ端末、同じ作品、同じ話、同じ場面。そのうえで、向きだけを変える。戻して、倍率だけを変える。
二つ同時に動かすと、変わったとしてもどちらが効いたのか分かりません。 戻せなくなることもあります。
変えたら戻す。 元に戻せる状態を保っておくと、いくつでも試せます。
自分で変えられるものから試す
六つのうち、すぐ動かせるのは三つです。
画面の向き、表示の倍率、ページ全体で出ているかどうか。この三つを先に一巡します。
残りの三つ、端末の大きさと元の画像と端の帯は、その場では変わらないか、変えられても限りがあります。 先に試しても手応えが少ないので、後に回します。
向きと倍率を変えてみる
画面を横にすると、一枚あたりに使える幅が変わります。
縦のままだと縦に合わせて縮み、横にすると横に合わせて伸びる。どちらが読みやすいかは、そのページの作りによります。 両方見てから決めます。
表示の倍率は、その場で一番効きやすいところです。
広げられるか、どこまで広げられるか、広げた状態が次のページでも続くか。続かない作りもあるので、そこも一緒に見ておきます。
倍率を上げても、元の画像より細かくはなりません。 ここは次で触れます。
ページ全体で出ているか
一枚を画面に収めて出しているのか、一部を切り出して出しているのか。
全体を収める形だと、画面の短いほうに合わせて縮みます。 そのぶん文字も小さくなります。
一部を出す形なら、そのままの大きさで読めることがあります。切り替えられるなら、両方試してみます。
どちらで出ているかは、余白の出方で見当が付きます。 上下か左右に大きく余白が出ていれば、収める形で出ている可能性があります。
元の画像より細かくはならない
ここは動かせない側です。
広げれば大きくは見えますが、元の画像に無い細かさは出てきません。 にじんだように見えるなら、そこが上限です。
このとき、作品の作りのせいにしないでおきます。 出している側が選んだ大きさで届いているだけで、読む側からは変えられません。
別の公開先に同じ作品があるなら、そちらでは違うこともあります。 同じとは限らない、という程度に留めておきます。
画面の端が使っている分
画面の全部が作品に使われているとは限りません。
上下に操作の帯が出ていたり、外枠のぶんが引かれていたりします。その帯が読んでいる間に消える作りなら、消えた状態でもう一度見てみます。
触れると出てくる、しばらくすると引っ込む。出方はいろいろなので、しばらく触らずに見ていると分かります。
動かせない三つに当たったあと
自分で動かせる三つを一巡して変わらなかったなら、残っているのは動かせない側です。 ただ、そこで打ち切りにはなりません。原因が動かせなくても、読み方の側で寄せられることがあります。
| 動かせない原因 | 残っている手 |
|---|---|
| 端末の大きさ | 持ち方を変える |
| 元の画像 | 別の公開先を見る |
| 端の帯 | 消える作りか見る |
端末の大きさは変わりませんが、目との距離は変えられます。 近づけるだけで読み取れることがあります。これは目のことではなく、単に見る枠の見かけの大きさが変わるという話です。 置いて読んでいたなら、持って読んでみます。
元の画像の細かさも変えられませんが、同じ作品が別の場所で出ていることがあります。 出している側が場所ごとに違う大きさで届けていることがあるためです。必ず違うとは限らないので、あれば見てみる、という程度です。 見つからなければそこで止めます。
端の帯は、消える作りかどうかを確かめれば変わることがあります。 しばらく触らずにいると引っ込む作り、画面のどこかに触れると消える作り。消えたあとの状態でもう一度見れば、使える幅が広がっています。
それでも読み取れないなら、その組み合わせでは読めないということです。 作品の作りの問題でも、自分の側の問題でもありません。別の作品なら読める見込みは残ります。
分かったことは控えておくと役に立ちます。 どの端末で、どの公開先で、どこまで試して読めなかったか。同じ組み合わせをもう一度試さずに済みます。
作品側のせいにしない
読みにくかったとき、その原因を作った人に向けないでおきます。
同じ画像でも、見る枠の大きさが変われば読み取りにくくなります。 上の見本で並べたとおりです。
出している側に伝えたいことがあるなら、感想の受け口とは別の窓口があるはずです。 そこは感想を届ける記事とは扱いが違います。
どこまでがこの記事か
前後の記事と持ち場が接しているので、そこを書いておきます。
読む場所を八つの項目で見比べる記事が、この記事の一段上にあります。 あちらで引っかかりが見えたときに、 こちらでその原因を分けます。
二面で出るかどうかを確かめる記事とも分かれます。 そちらは面がいくつ出るかが中心でした。
縦に流すかめくるかという形式の話も別です。
試す前のチェックリスト
| 見るところ | 確認すること |
|---|---|
| 一度に一つ | 変えたのは一つか |
| 向き | 両方見たか |
| 倍率 | 上限まで見たか |
| 出し方 | 全体か一部か |
| 戻す | 元に戻せるか |
一つずつ戻しながら試す
やることは結局ひとつです。向きを変えて、戻す。倍率を変えて、戻す。出し方を変えて、戻す。
三つ試して変わらなければ、そこから先は自分の側では動かせないところです。 それが分かっただけでも、迷わずに済みます。
読みにくさは、どこか一か所の問題とは限りません。 分けて試すと、手の届く範囲がはっきりします。