COMISTA JOURNAL漫画を投稿する

漫画を投稿する前の個人情報チェック

公開日

出すつもりの情報と、意図せず入ってしまう情報を分けて確かめます。原稿・プロフィール・ファイル名・画像のメタ情報など、見る場所ごとに扱いを決める架空の例で説明します。

「漫画を投稿する前の個人情報チェック」を表したイラスト

消し忘れは、描いている本人には見えない

原稿を出したあとで、入れたつもりのないものが写っていたと気付くことがあります。

描いている最中は、その部分を見ていません。 資料として置いたもの、下描きに書いたメモ、書き出したときの名前などです。

気を付けるだけでは防げません。 見る場所を決めて、そこを順に見ます。

この記事の例はすべて架空です。 実在する人の情報は使いません。

出すつもりのものと、入ってしまうもの

出すつもりのものと入ってしまうものを別の箱に並べた架空の例の図
例はこの図のために組んだもので、実在の情報ではありません

公開する情報は、二つに分かれます。

片方は、自分で出すと決めたものです。 ペンネームや作品のタイトルがこれにあたります。

もう片方は、出すつもりが無かったのに入ってしまうものです。 下描きのメモ、資料写真に写り込んだ看板、書き出したときの名前などです。

同じ欄に並べると、消してよいものと残すものの区別が消えます。 図で箱を分けているのは、そのためです。

見る場所を先に決める

見る場所ごとに、出す・消す・差し替えるのどれにするかを示した一覧の図
扱いは三つの言葉だけにしています
見る場所 何を見るか
原稿の中 書き込みや写り込み
プロフィール 出すと決めたもの
ファイル名 作業中の名前
画像のメタ情報 記録の有無
二次元コード 行き先

扱いは、出す・消す・差し替えるの三つだけにしています。 言葉を増やすと、結局どうしたのか分からなくなります。

五つの場所を見る順番

五つの場所は、直すのに手間がかかる順に見ます。

原稿の中を先に見ます。 見つかれば描き直しになるので、時間が要ります。

次にファイル名を見ます。 付け直すだけで済みます。

次に画像の記録を見ます。 書き出し直しで消えることがあります。

最後にプロフィールとコードを見ます。 どちらも文字を直すだけです。

見る順 直す手間
原稿の中 大きい
ファイル名 小さい
記録 中くらい
文字とコード 小さい

原稿の中は、拡大して見る

縮小して見ると、小さな文字は読めません。 読めないだけで、消えてはいません。

書き込みが残っていそうな場所から見ます。 欄外、下描きの層、背景に使った資料のあたりです。

資料として置いた写真に、看板や表札が写っていることがあります。 描き起こしたつもりでも、下に残っていることがあります。

見つけたら消します。 ここは判断ではなく作業です。

プロフィールは、出すと決めたものだけにする

プロフィールは、意図して公開する場所です。

だからこそ、勢いで足したものが残りやすい場所でもあります。 前に書いた紹介文を使い回すときは、いまも出してよいかを見ます。

出す場所ごとに、書ける範囲は違います。 同じ文をそのまま貼らないほうが安全です。

ここは「消す」ではなく「出す」欄にしてあります。 何を出すかを自分で決める場所だからです。

共作や手伝いがあるとき

自分の情報だけを見ていると、他の人の情報が残ります。

手伝ってもらったファイルには、その人の名前が入っていることがあります。 ファイル名にも、記録の欄にも入り得ます。

渡されたデータをそのまま書き出すと、そのまま出ます。 自分で書き出し直すと消えることがあります。

出す前に、相手へ確かめます。 名前を出すかどうかは相手が決めることです。

確かめた結果は控えます。 次の共作でも同じ扱いにできます。

ファイル名とメタ情報は、見落としやすい

書き出したときの名前が、そのまま公開されることがあります。

作業中の名前には、日付や場所や人の名前が入りがちです。 出す前に付け直します。

画像には、撮影や編集の記録が残ることがあります。 どこまで残るかは、使う道具と出す場所によって違います。

分からなければ、書き出し直すのが早いことがあります。 調べるより手が動きます。

二次元コードやリンクは、行き先を見る

画像の中に入れたコードは、読み取るまで行き先が分かりません。

自分で作ったものでも、古い行き先のままになっていることがあります。

貼る前に一度読み取って、行き先を確かめます。 ここは差し替えの欄にしてあります。

見た場所を控える

見たかどうかは、次に出すときには覚えていません。

話ごとに、五つの場所に印を付けます。 見た、見ていない、の二つで足ります。

見つかったものも一行書きます。 同じところで二度見つかるなら、作り方の側に原因があります。

見ていない場所があるまま出しても構いません。 どこを見ていないかが分かっていれば、後から見られます。

出す前に、もう一度だけ見る

五つの場所を順に見るだけで、たいていの消し忘れは見つかります。

見つからなかったことは、無かったことと同じではありません。 見た場所を覚えておきます。

次に出すときは、同じ順で見れば済みます。

まずファイル名だけを見る

出す直前なら、まずファイル名だけを見ます。

書き出したときの名前がそのまま残っていたら、付け直します。 これは数秒で終わります。

時間があれば、原稿の中を拡大して一周します。 二か所見るだけでも、出したあとの落ち着きが違います。

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