趣味の漫画制作費を記録する|継続できる予算を考える
公開日
架空の台帳で用途ごとの支出を並べ、毎月かかるものと一度だけのものを分けます。税務の判断はせず、台帳に載せる線引きまでを扱います。
いくら使っているか分からない
画材もソフトも少しずつ買うので、一回ごとの金額は気になりません。
気付いたときには、何にいくら使ったのか思い出せなくなっています。
分からないままだと、減らすことも続けることも決められません。
架空の台帳で並べてみる
この金額は、この記事のために置いた架空のものです。 相場でも平均でもありません。
用途ごとに一行ずつ並べます。 まとめてしまうと、どれを減らせるか分かりません。
かかり方の欄を分けます。 毎月かかるものと、一度だけのものは意味が違います。
合計は足した値です。 台帳の行を直せば、合計も変わります。
毎月と一度だけを混ぜない
| かかり方 | 見え方 |
|---|---|
| 毎月 | 積み上がる |
| 一度だけ | その月だけ |
毎月かかるものは、続ける限り増え続けます。
一度だけのものは、その月の合計を大きく見せます。 翌月には消えます。
混ぜて合計だけを見ると、続けられるかどうかの判断を誤ります。
分けてあれば、毎月の分だけを見て判断できます。
用途を四つに分ける
用途の欄は、あとで見返すときの見出しになります。 細かく分けすぎると、書くときに迷います。
作るものにかかったもの。 紙、インク、トーン、ソフトの利用料が入ります。
作る場所にかかったもの。 机や椅子、照明、置き場所が入ります。
出すときにかかったもの。 印刷、送料、出す場の参加費が入ります。
直したもの。 壊れた道具の修理や買い直しです。
| 用途 | 入るもの |
|---|---|
| 作るもの | 紙・ソフト |
| 作る場所 | 机・照明 |
| 出すとき | 印刷・送料 |
| 直したもの | 修理・買替 |
台帳に載せるものを決める
線引きを先に決めておくと、買うたびに迷いません。
制作に使ったものと、出すときにかかったものは記録します。
生活のついでに買ったものは記録しません。 分けきれないものを無理に分けません。
この線引きは自分で決めて構いません。 決めてあることのほうが効きます。
経費になるかはここで決めない
経費になるかどうかは、この記事で扱っていません。
台帳は、自分が使った額を見るためのものです。
必要になったときは、その時点で別に確かめます。
台帳が残っていれば、そのときの材料になります。
記録する手間を小さくする
買った直後に一行書くのが、いちばん手間がかかりません。
まとめて書こうとすると、思い出せない分が落ちます。
金額と用途だけで足ります。 細かく分類する必要はありません。
続かない形にすると、そもそも記録が残りません。
続かない形を先に外す
記録が止まるのは、書く手間が買い物より大きくなったときです。
分類を毎回考える形にしません。 用途の欄は四つまでにして、迷ったら作るものに入れます。
合計を毎回出す形にもしません。 合計は見返すときに一度出せば足ります。
領収書を全部残す形にもしません。 必要になってから集める、で構いません。
一行が十秒で書けるかを目安にします。 越えたら欄を減らします。
数か月ぶんを並べると見えてくる
一か月だけでは、多いのか少ないのか分かりません。
三か月ぶん並べると、毎月の分がはっきりします。
一度だけの支出がどれくらいの間隔で起きるかも見えます。
そこまで見えてから、減らすかどうかを考えます。
見返す間隔を決めておく
買うたびに合計を見ると、金額の大小に引っぱられます。 見返す日を先に決めます。
三か月に一度で足ります。 毎月かかる分は、それだけ並べば見えてきます。
見返す日には、行を消しません。 減らすと決めても、記録は残したままにします。
残しておくと、やめた支出がいつ戻ってくるかも見えます。
続けられる形に合わせる
減らすと決めたら、毎月の側から見直します。
一度だけの支出は、時期をずらすだけでも楽になります。
どちらも削れないなら、出す本数のほうを調整する手もあります。
台帳があると、この三つを並べて比べられます。
次の買い物から一行始める
いま記録していないなら、次の買い物から一行書き始めます。
過去にさかのぼる必要はありません。 今月からで足ります。
三か月たてば、判断できるだけの材料が揃います。