漫画の更新頻度を決める|制作可能な量から考える
公開日
過去の作業実績を先に数え、そこから公開の間隔を逆算する手順です。毎週更新が良いといった正解は置かず、続ければ増えるとも書きません。
決めた間隔が守れない
更新の間隔を決めたのに、二回目か三回目で守れなくなることがあります。
やる気が落ちたからとは限りません。間隔を先に決めて、そこに作業を合わせようとしているからです。
間隔から決めない
先に数えるのは、過去に実際にかかった時間です。 理想の速さではありません。
実績が無いときは、一話ぶんを一度だけ作って測ります。 測る前に間隔を決めません。
間隔は後から変えられます。 一度決めた数字を守り続ける必要はありません。
数える三つ
| 数える対象 | 単位 |
|---|---|
| 一話の作業 | 合計の時間 |
| 使える日 | 週あたり |
| 止まった日 | 実際の回数 |
止まった日も数えます。 数えないと、使える日が実際より多く見えます。
時間は分ではなく、作業した日の数で足ります。 細かく測ると続きません。
作業した日をどう数えるか
数える前に、何を一日と数えるかを決めます。 決めないと、測るたびに数え方が変わります。
手を動かした日は一日と数えます。 十分でも一日です。時間の長さでは数えません。
考えただけの日は数えません。 原稿に何も足されていない日は、作業日には入りません。
一日に二工程進めた日も一日です。 日数で数えると決めたら、そこだけを見ます。
| その日にしたこと | 数え方 |
|---|---|
| 少しでも描いた | 一日 |
| 考えただけ | 数えない |
| 二工程進めた | 一日 |
逆算の形
一話の作業日数を、週に使える日数で割ります。 出るのは何週で一話か、という数です。
そこへ止まった日のぶんを足します。 足さないと、最初から遅れる計画になります。
出た数が、守れる間隔の下限です。 それより短い間隔を選ぶと、二回目で崩れます。止まった日のぶんを足したうえでの下限です。
間隔を変える時期
一度出した間隔は、途中で短くしません。 短くすると、次に守れなかったときに二度変えることになります。
変えるのは、実績を測り直したときだけです。 感覚では変えません。
測り直すのは、三話ぶんの実績がたまってからで足ります。 一話ごとに測ると、その回の事情に振り回されます。
長くする方向は、いつ変えても構いません。 守れる側へ動かすだけなので、告知も一度で済みます。
予定を置く欄
| 残す欄 | 書く中身 |
|---|---|
| 実績 | 測った日数 |
| 間隔 | 逆算した週 |
| 予備 | 足した日 |
予備の欄を消さないでください。 消すと、止まった日が無かったことになります。
予定表には間隔だけを書き、日付を先に埋めません。 日付を埋めると、遅れが見た目の失敗になります。
短くしたくなったとき
出た間隔が長いと、短くしたくなります。 そこで見るのは間隔ではなく一話の量です。
一話のページ数を減らせるか。 減らせるなら、実績の側が変わるので間隔も短くなります。
工程を減らせるか。 今回だけ省ける工程があれば、同じように実績が変わります。
どちらもできないなら、間隔はそのままにします。 実績を変えずに間隔だけ詰めると、二回目で崩れます。
間隔が出ないとき
判断が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも逆算の話です。
どの例でも間隔を先に決めていません。実績のほうを数えています。
実績と予備が残ったか確かめる
止まった日を数に入れたか。 入れないと最初から遅れます。
予備の欄を残したか。 消すと計画が崩れます。
理想の速さで決めていないか。 決めるのは実績です。
次の一話の作業日を数える
間隔を決めるのに、何話分も要りません。次の一話について、作業した日の数だけ数えてみること。
止まった日も数えたか。週に使える日を書けたか。 そこまであれば、間隔は割り算で出ます。
出た間隔が長くても構いません。 守れる数字のほうが続きます。