漫画への感想に返信する|作者としての伝え方
公開日
届いた感想を種類ごとに分け、それぞれの返信例を並べます。返せば読者が増えるとは書かず、返さない判断も同じ表に置きます。
返す文が毎回ゼロから始まる
感想が届いたのは嬉しいのに、返信の文を毎回ゼロから考えて時間が溶けることがあります。
言葉が足りないからとは限りません。感想が種類ごとに分かれておらず、どれにも同じ長さで返そうとしているからです。
感想は一種類ではない
同じ「感想」でも、求めているものが違います。 一言の反応と、長い読み解きでは返す形が変わります。
同じ長さで返そうとすると、短い感想に重い返信が付きます。 相手の側が負担に感じることがあります。
返す前に、まず種類を見ます。 種類が決まれば、長さは自然に決まります。
種類を四つに分ける
| 感想の種類 | 求めているもの |
|---|---|
| 一言の反応 | 届いた合図 |
| 場面の指摘 | 読めた確認 |
| 長い読み解き | 受け取った証 |
| 質問 | 答えられる範囲 |
質問だけは、答える範囲を先に決めます。 制作の裏側をどこまで話すかは作者が決めることです。
種類に上下はありません。 一言の反応が軽いわけではありません。
返す時期を決める
届くたびに返すか、まとめて返すかを先に決めます。 決めていないと、手が空いた日だけ返すことになります。
届くたびに返すと、返した分だけ次が届きやすくなります。 続けられる量かどうかを見ます。
まとめて返すなら、いつまとめるかを決めます。 週に一度でも、話を出したときでも構いません。
まとめる場合、古い感想にも同じ形で返します。 新しいものだけに返すと、返す基準が時期になります。
| 返し方 | 決めること |
|---|---|
| 届くたび | 続けられる量 |
| まとめて | まとめる時期 |
種類ごとの返信の形
一言の反応には、一言で返します。 「ありがとうございます」で足ります。長くすると相手が返しにくくなります。
場面の指摘には、その場面に触れて返します。 どこを読んだかが伝わっていることが分かります。
長い読み解きには、読んだことだけを伝えます。 解釈の当たり外れは書かない形にします。
公開の場と個別の場で変える
同じ感想でも、誰が読める場所かで返し方が変わります。
作品に付いたコメントへの返信は、次に読む人も読みます。 本編に触れる言葉は、そこに置いた時点で読む前の人へ届きます。
個別に届いた言葉への返信は、その人だけが読みます。 場面の話をしても本編の前には出ません。
同じ文を両方に使いません。 使い回すと、公開の場に伏せたい話が出ます。
| 返す場所 | 触れられる範囲 |
|---|---|
| 公開の場 | 本編の外まで |
| 個別の場 | 相手が読んだ範囲 |
答える範囲を先に決める
| 決める欄 | 中身 |
|---|---|
| 話す範囲 | どこまで |
| 話さない | 制作の裏側 |
| 定型文 | 迷ったとき |
話さないと決めた範囲を先に書いておきます。 その場で迷うと、勢いで話してしまいます。
定型文を一つ持っておくと、答えられない質問にも返せます。 「そこはまだ話せません」で足ります。
質問に答える範囲の決め方
話す・話さないの線は、作品ごとではなく作者の側で一度決めます。
すでに本編に出ていることは話せます。 読めば分かることなので、範囲の外になりません。
これから本編に出すことは話しません。 答えた時点で、その回を読む前に伝わります。
出す予定が無いことは、決めてから答えます。 一度答えると、後から本編に出しても先に答えたほうが残ります。
| 質問の対象 | 答え方 |
|---|---|
| 本編に出た | 話せる |
| これから出す | 話さない |
| 出す予定が無い | 決めてから |
返さない判断も置く
すべてに返す必要はありません。 返さないと決めた型を先に書いておきます。
返さない型を決めておくと、その場で悩まずに済みます。 判断を毎回やり直さなくてよくなります。
返さなかったことを記録に残す必要もありません。 決めた型があれば足ります。
言葉が出ないとき
判断が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも返信の話です。
どの例でも義務にしていません。種類のほうを見ています。
長さと範囲を確かめる
種類に合う長さか。 短い感想に重い返信が付きます。
話さない範囲を越えていないか。 勢いで話してしまいます。
返さない判断も用意したか。 毎回悩まずに済みます。
一言の反応に返す形を決める
返信の準備に、全部の種類は要りません。一言の反応に返す形だけ、先に一行書いてみること。
短く返せたか。同じ形を次にも使えるか。 そこまで決まれば、残りの種類も同じ形で置けます。
返さない型が多くても構いません。 決まっていることのほうが続きます。