漫画活動の実績を資料にまとめる|数字の範囲を明示する
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実績の一行に期間と指標と担当範囲を必ず添える書き方です。盛らずに範囲を書く形を置き、依頼が来る保証はしません。
数字だけ書くと、あとで説明できなくなる
実績をまとめようとして、数字だけを並べてしまうことがあります。
誇張したいからとは限りません。数字に期間も指標名も担当範囲も付いていないと、後から自分でも何の数か説明できなくなるからです。
「活動記録」と「実績」は別のもの
同じ出来事でも、置く場所で扱いが変わります。
活動記録は、自分のために残す全部です。数が無くても、途中でやめたものでも入ります。抜けがないことが大事で、説明できるかどうかは問いません。
実績は、人に見せて説明できる形になったものです。活動記録から条件を満たした行だけを移します。
この記事が作るのは実績のほうです。 活動記録を削るわけではありません。手元には全部を残したまま、見せる側だけを選びます。
| 置き場所 | 何を入れるか | 説明の要否 |
|---|---|---|
| 活動記録 | 全部 | 要らない |
| 実績の資料 | 条件を満たす行 | 要る |
資料が薄いと感じても、活動記録を移し替えません。 移すのは、三つがそろってからです。
数字は単独では読めない
同じ「千」でも、一日の数と一年の数では意味が違います。 期間が無いと比べられません。
指標名が無いと、何を数えた千なのか分かりません。 閲覧なのか、反応なのかで別の話になります。
担当範囲が無いと、どこまで自分がやったのか伝わりません。 共同制作では特に効きます。
一行に添える三つ
| 添える欄 | 書く中身 |
|---|---|
| 期間 | いつからいつ |
| 指標 | 何を数えた |
| 担当範囲 | どこをやった |
三つとも無ければ、その数字は書きません。 書けない数字は載せないほうが安全です。
三つあれば、数字が小さくても説明できます。 説明できることが資料の価値です。
指標名は画面の呼び名のまま写す
三つのうち、書き換えの誘惑がいちばん強いのが指標名です。ここは写すだけにします。
画面に出ている呼び名を、そのまま使います。 言い換えると、元の定義が消えます。
まとめ名を作りません。 違う画面の違う数を一つの名前にすると、比べられない数が並びます。
分からない指標は空欄にします。 推測で名前を付けると、推測が定義の顔をします。
写すだけなら、間違えようがありません。 書き換えたくなったら、それは指標が二つ混ざっている合図です。
期間の粒度をそろえる
期間は「書いてあればよい」ではなく、粒度をそろえて初めて並べられます。
| 粒度 | 使うとき | 気をつけること |
|---|---|---|
| 日 | 一日の出来事 | 他の行と混ぜない |
| 月 | 継続した活動 | 途中参加は別行 |
| 通算 | 累計の数 | 開始日を書く |
一枚の資料の中で粒度を混ぜると、大きい数だけが目立ちます。 通算の数と一日の数が並ぶと、読む側は比べてしまいます。
混ぜるなら、粒度を欄として立てます。 「期間」の隣に「粒度」を置けば、混ざっていても読み違えません。
書ける形と書けない形
| 一行の例 | 書けるか |
|---|---|
| 期間と指標あり | 書ける |
| 指標だけ | 書けない |
| 期間だけ | 書けない |
期間と指標と担当範囲がそろった行だけを資料に載せます。 そろわない行は手元のメモに残します。
載せないことは実績が無いという意味ではありません。 説明できる形になっていないだけです。
数を持たない実績の書き方
実績は数字だけではありません。掲載された、選ばれた、依頼を受けたといった、数の無い行もあります。
数が無い行にも、三つの欄は当てはまります。 指標の欄には、数の代わりに何が起きたかを書きます。
| 欄 | 数がある行 | 数が無い行 |
|---|---|---|
| 期間 | いつからいつ | いつのこと |
| 指標 | 何を数えた | 何が起きた |
| 担当範囲 | どこをやった | どこをやった |
数が無いことを弱い実績として扱いません。 説明できるかどうかが基準で、数の有無は基準ではありません。
逆に、数を無理に付けません。 数えていないものに数を添えると、その数の出どころを聞かれたときに答えられません。
共同制作は担当を先に書く
共同で作ったものは、担当範囲を数字より先に書きます。 後ろに書くと、全体を一人でやったように読まれます。
担当していない工程は書きません。 触れないことがいちばん正確です。
相手の名前を出すかどうかは、相手に確かめてから決めます。 自分だけで決めません。
そろわない行をどう残すか
判断が止まる場面を、三つ挙げます。 どれも一行の話です。
どの例でも盛っていません。範囲のほうを添えています。
取り違えやすい三つ
資料を閉じる前の確認
三つそろった行だけを載せたか。 そろわない行は説明できません。
担当範囲を数字より先に書いたか。 全体を一人でやったように読まれます。
相手の名前を勝手に出していないか。 確かめてから決めます。
指標名を書き換えていないか。 画面の呼び名のままかを見ます。
期間の粒度が混ざっていないか。 混ぜるなら欄を立てます。
直近の一件から一行を書く
資料の準備に、全部の実績は要りません。直近の一件について、期間と指標と担当範囲を添えた一行を書いてみること。
三つそろったか。そろわないものをメモへ回せたか。 そこまで決まれば、残りの実績も同じ形で並びます。
載る行が少なくても構いません。 説明できる行だけが資料になります。