漫画の閲覧履歴を管理する|続きが分からなくならない工夫
公開日
向こうに残る履歴と、自分で書く控えは別のものです。作品名・どこで読んだか・巻や話・読んだところ・最後に見た日・メモの六欄だけの控えを一か所にまとめ、サービスの外で読んだものも同じ形で並べる書き方をまとめました。履歴が残ることと、同期されることは分けて扱います。
続きが分からなくなるのは、記録が向こうにあるから
読むところが増えるほど、どれをどこまで読んだかが、あちこちに散らばります。
そして散らばった先の記録は、どれも自分で書いたものではありません。 向こうが残してくれているものです。
向こうの記録と、自分の控えは別のもの
この記事の骨はここにあります。
向こうに残るものは、こちらでは書き足せません。 どこまで残るかも、いつまで残るかも、こちらでは決まりません。
自分の控えは、自分で書けます。 だから、続きを思い出すために要るのはこちらです。
上と下をつなぐ必要もありません。 向こうの記録を見て思い出せたなら、それを下に一行書き写すだけです。
控えは六つの欄で足りる
| 控えの欄 | 何を書くか |
|---|---|
| 作品名 | 自分が分かる呼び方 |
| どこで読んだか | 読んだ場所 |
| 巻・話 | 分かる単位で |
| 読んだところ | 自分の言葉で |
| 最後に見た日 | 見た日 |
| メモ | 思い出す手がかり |
欄を増やさないほうが続きます。 増やすと、書くのが面倒になって止まります。
空いている欄があっても構いません。 埋めるために調べ直すと、そこで止まります。
読んだところは、自分の言葉でいい
何ページ目か、何話目かが分からなくても書けます。 「あの人が出てきたところまで」で足ります。
思い出せる一行であれば、形は問いません。 誰かに見せるための記録ではありません。
細かく書こうとすると続きません。 次に開いたときに、どこから読めばいいかが分かれば足ります。
外で読んだ分も、同じ一枚に入れる
紙で読んだもの、借りて読んだもの、どこかで少し読んだもの。 どれも同じ控えに入れて構いません。
入れる場所を分けません。 分けると、次に探すときに二か所を見ることになります。どちらが新しいかも分からなくなります。
どこで読んだかの欄があるので、区別はそこで付きます。 控えそのものを分ける必要はありません。
置き場所は何でも構いません。 手元の書き留める場所でも、表の形にできるものでも、紙でも足ります。続けられるものを選びます。 開くのが億劫な場所に置くと、そのうち書かなくなります。
行が増えてきたときの扱い
一行から始めた控えは、続けていれば必ず増えます。 増えると、今度は目当ての行を探すのが手間になります。欄を増やさずに済ませる工夫がいくつかあります。
| 行の状態 | どうするか |
|---|---|
| 読んでいる途中 | 上に置く |
| 読み終わった | 印を付ける |
| もう読まない | 消さずに残す |
| 思い出せない | 空欄のまま |
いま読んでいるものを上に集めておくと、探す手間がほとんど無くなります。 並べ替えられる置き場所なら最後に見た日で並べ、紙なら新しい行を上に足していく形でも足ります。 続きを開くときに見るのは上の数行だけになります。
読み終わったものには印を付けて、下へ送ります。 消さないのは、同じ作品をまた開いたときに「前に読んだ」と分かるためです。 印の付け方は何でも構いません。一文字で足ります。
もう読まないと決めたものも、消さずに残します。 消してしまうと、後で見かけたときに、前にやめたのか初めてなのかが分からなくなります。 やめたと一言添えておけば、同じ判断を二度しません。
どこまで読んだか思い出せない行は、空欄のままにしておきます。 埋めるために読み直すと、そこで手が止まります。次に開いたときに、読んだところから書き直せば足ります。
行が多すぎて見づらくなったら、分けるのではなく並べ替えます。 分けると、前に書いたとおり探す先が二つになります。同じ一枚のまま、上に来るものを変えるだけで足ります。
履歴が残ることと、そろうことは別
見た記録がその場に残っていても、別の端末でも同じに見えるとは限りません。
どうなっているかは、その仕組みの説明に書かれていることがあります。 書かれていないなら、そろうとは決めません。
そろっていることを当てにして控えを書かないでおくと、そろわなかったときに手元に何も残りません。
ログインしていても、ずっと残るとは限らない
入ったままにしていることと、記録が消えないことは別です。
残る長さも、残る件数も、仕組みによって違います。どちらも、こちらでは決められません。
だから、大事なところだけでも自分の控えに移しておきます。 全部を移す必要はありません。
端末を替えたときに戻るとは限らない
新しい端末で開いたときに、前の続きがそのまま出るとは限りません。
戻る作りもあれば、戻らない作りもあります。 替える前に確かめられるなら、確かめておきます。
確かめられないなら、替える前に控えを見ておくほうが早いです。 手元に一行あれば、どちらでも困りません。
メモ欄に書かないもの
控えは自分のためのものです。 それでも、書かないものは決めておきます。
人の名前や連絡先、見られて困ること、あとで困る細かいこと。どれも、続きを思い出すのには要りません。
置き場所によっては、自分だけのものではなくなることもあります。 共有の場所に置くなら、なおさら入れません。
要るのは、自分に通じる一行だけです。
架空の4例で控え方を見る
書き方を示すために、仮の場面を4つ置きます。 どれも実在の仕組みを指していません。
どの例でも、向こうの記録をあてにして控えを省いていません。 書いた一行のほうを頼りにしています。
始める前に見ておく
はじめに、次を見ておきます。
| 始める前に | 決めておくこと |
|---|---|
| 場所 | どこに置くか |
| 欄 | 六つ用意したか |
| 書き方 | 自分の言葉でか |
| 外の分 | 同じ形で入れるか |
| メモ | 何を書かないか |
全部そろわなくても始められます。 一行書いたところから増やしていけます。
続きが分かるのは、向こうの記録より自分の一行
閲覧履歴の扱いでやることは、多くありません。向こうが残すものを当てにせず、自分の控えを一か所に作ること。
作品名と、読んだところと、見た日。この三つが書いてあれば、たいていの続きは思い出せます。
そして、書き漏らしても困りません。 次に読んだところから書き足せば、控えはそこから続いていきます。