いちの
こんばんは〜
弊社ブログに辿り着いていただきありがとうございます!
株式会社メモリアインクのいちのです
この記事を読んでわかること
- flutter_pickerのインストール方法
- 年月日を選択するピッカーの実装方法
- ピッカーで選択した年月日を画面に表示する方法
開発環境
- Dart 3.0.0
- Flutter 3.10.0
- flutter_picker 2.1.0
目次
flutter_pickerのインストール
概要
Flutterプロジェクトでflutter_picker
を使用するためには、まずpubspec.yaml
ファイルに依存関係を追加する必要があります。以下の手順で行いましょう。
pubspec.yaml
を開きます。dependencies
セクションにflutter_picker
をバージョン2.1.0
とともに追加します。
サンプルコード
dependencies:
flutter:
sdk: flutter
flutter_picker: ^2.1.0
pubspec.yaml
ファイルにこの依存関係を記述した後、ターミナルまたはコマンドプロンプトでflutter pub get
コマンドを実行して、パッケージをプロジェクトにインストールします。
年月日を選択するピッカーの実装
概要
flutter_picker
を使用して年月日を選択するピッカーを実装する手順を説明します。まず、必要なパッケージをインポートし、ピッカーを表示する関数を実装します。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
import 'package:flutter_picker/flutter_picker.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: DatePickerPage(),
);
}
}
class DatePickerPage extends StatefulWidget {
@override
_DatePickerPageState createState() => _DatePickerPageState();
}
class _DatePickerPageState extends State<DatePickerPage> {
String _selectedDate = '日付を選択してください';
void _showPicker() {
Picker(
adapter: DateTimePickerAdapter(),
title: Text('日付を選択'),
selectedTextStyle: TextStyle(color: Colors.blue),
onConfirm: (Picker picker, List value) {
setState(() {
DateTime selected = (picker.adapter as DateTimePickerAdapter).value!;
_selectedDate = '${selected.year}年${selected.month}月${selected.day}日';
});
}
).showDialog(context);
}
@override
Widget build(BuildContext context) {
return Scaffold(
appBar: AppBar(
title: Text('年月日を選択'),
),
body: Center(
child: Column(
mainAxisAlignment: MainAxisAlignment.center,
children: <Widget>[
ElevatedButton(
onPressed: _showPicker,
child: Text('ピッカーを表示'),
),
Text(_selectedDate),
],
),
),
);
}
}
サンプルコードの解説
- 6-13行目:
MyApp
クラスでは、アプリケーションのルートとしてDatePickerPage
ウィジェットを設定しています。 - 15-21行目:
DatePickerPage
クラスでは、年月日を選択するためのステートフルウィジェットを定義しています。ユーザーに選択させた日付を表示するための変数_selectedDate
を保持しています。 - 23-35行目:
_showPicker
メソッドでは、flutter_picker
のPicker
ウィジェットを使用して日付選択ピッカーを表示しています。ピッカーで日付が選択された際の処理を定義しています。 - 31行目:選択した年月日を
_selectedDate
変数に格納し、画面のテキストウィジェットで表示しています。これにより、ユーザーが選択した年月日がアプリ上で確認できるようになります。
動作確認
それでは、動作を確認してみましょ〜
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、ピッカー(flutter_picker)を使用し、年月日を選択する方法について、サンプルコードを用いて解説してみました。読者様の開発の手助けに少しでもなればいいなと思いこの記事を書かせていただいております。弊社ではAndroid、iOS、Flutterを使ったアプリ開発についてのブログを多数投稿させていただいておりますので、ご興味のある方はぜひ!
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