こんにちは!株式会社メモリアインクのふくしまです!
Swiftでアプリ開発を行う際、時間を扱うことは避けて通れない道です。特に、Timerクラスを使った時間管理は、多くの場面で役立ちます。この記事では、Timerクラスの使い方を徹底的に解説します。
この記事を読んで分かること…
・Timerクラスとは何か
・Timerクラスが持つ基本的な機能
Timerクラスとは
Timerクラスは、一定時間ごとに特定のコードブロックを実行するための仕組みを提供します。例えば、ユーザーインターフェースの定期的な更新、特定の処理の遅延実行、カウントダウン機能など、多岐にわたるアプリケーションで利用されています。
Timerクラスの基本的な使い方
Timerクラスを使用してタイマーを設定する基本的な方法は、scheduledTimerメソッドを利用することです。このメソッドを使うと、指定した間隔で特定のメソッドを呼び出すタイマーを簡単に作成できます。
サンプルコード
import UIKit
class ViewController: UIViewController {
var timer: Timer?
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
// タイマーを設定
timer = Timer.scheduledTimer(timeInterval: 1.0, target: self, selector: #selector(updateCounter), userInfo: nil, repeats: true)
}
@objc func updateCounter() {
// ここにタイマーが発火した時の処理を書く
print("Timer fired!")
}
}サンプルコードの説明
◾️5行目: timer変数を宣言しています。これは後でタイマーを無効にするために使用します。
◾️9行目: scheduledTimerメソッドでタイマーを設定しています。このタイマーは1秒ごとにupdateCounterメソッドを呼び出します。
・timeInterval: タイマーが発火する間隔(秒単位)。
・target: タイマーの発火時に実行されるメソッドを持つオブジェクト。
・selector: タイマーの発火時に実行されるメソッドのセレクタ。
・userInfo: タイマーの発火時にメソッドに渡されるユーザー情報。
・repeats: タイマーが繰り返し実行されるかどうか。
◾️12行目: updateCounterメソッドがタイマーから呼び出されるメソッドです。この中で、タイマーが発火した時に実行したい処理を記述します。
動作確認
それではビルドして、動作を確認してみましょう!


まとめ
本記事では、SwiftのTimerクラスの基本から応用までを詳しく解説しました。Timerクラスを利用することで、アプリケーションに時間に基づく動的な機能を追加することが可能となります。
この記事が、皆様の開発ライフのお役に立てると幸いです!
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