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株式会社メモリアインクのいちのです
この記事を読んでわかること
- 三項演算子の基本的な使い方
- 複数の条件を効率的に扱う条件チェーンの活用法
- Nullチェック式を用いた安全なコードの書き方
開発環境
- Dart 3.0.0
- Flutter 3.10.0
三項演算子の基本
概要
三項演算子は、条件 ? 真の場合の処理 : 偽の場合の処理
という形式で使用されます。これにより、条件に応じて異なる値を返すことができます。
サンプルコード
void main() {
var isLoggedIn = true; // 1行目: ログイン状態を表す変数
var greeting = isLoggedIn ? 'Welcome back!' : 'Hello, guest!'; // 2行目: 三項演算子を使用して条件に応じた挨拶文を選択
print(greeting); // 3行目: 選択された挨拶文をコンソールに出力
}
サンプルコードの解説
- 2行目: ユーザーのログイン状態を表す変数
isLoggedIn
を定義します。この値がtrue
またはfalse
によって、挨拶文が変わります。 - 3行目: 三項演算子を用いて、
isLoggedIn
がtrue
の場合は'Welcome back!'
を、そうでない場合は'Hello, guest!'
を変数greeting
に代入します。 - 4行目:
greeting
に代入された挨拶文をコンソールに出力します。
条件チェーン
概要
条件チェーンは、複数の条件をelse if
文を使用せずにチェーンのように連結して扱う方法です。Flutterでは、これを三項演算子を連結させることで実現します。
サンプルコード
void main() {
var score = 85; // 1行目: スコアを表す変数
var grade = score >= 90 ? 'A' : score >= 80 ? 'B' : 'C'; // 2行目: 三項演算子をチェーンさせて成績を決定
print('Your grade is $grade'); // 3行目: 成績をコンソールに出力
}
サンプルコードの解説
- 2行目: 学生のスコアを表す変数
score
を定義します。 - 3行目: 三項演算子を使用して、
score
の値に応じて成績(A
、B
、C
)を決定します。90以上でA
、80以上90未満でB
、それ未満でC
と評価されます。 - 4行目: 計算された成績をコンソールに出力します。
Nullチェック式
概要
Flutterでは、変数がNullかどうかをチェックする必要があります。Nullチェック式を使うことで、Nullの可能性がある変数を安全に扱うことができます。
サンプルコード
void main() {
String? name = null; // 1行目: Nullを許容するString型変数
var greeting = 'Hello, ${name ?? 'Guest'}!'; // 2行目: Nullチェック式を使用して名前がNullの場合は'Guest'を使用
print(greeting); // 3行目: 挨拶文をコンソールに出力
}
サンプルコードの解説
- 2行目: Nullを許容するString型の変数
name
を定義し、初期値としてnull
を設定します。 - 3行目:
??
演算子を使用してname
がnull
の場合に'Guest'
を代わりに使用するようにします。これにより、name
がnull
であってもエラーを回避できます。 - 4行目: 最終的な挨拶文をコンソールに出力します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、三項演算子の基本について、サンプルコードを用いて解説してみました。読者様の開発の手助けに少しでもなればいいなと思いこの記事を書かせていただいております。弊社ではAndroid、iOS、Flutterを使ったアプリ開発についてのブログを多数投稿させていただいておりますので、ご興味のある方はぜひ!



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