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株式会社メモリアインクのいちのです
この記事を読んでわかること
- 枠線(BoxDecoration)の基本的な実装方法
- 枠線の色を変更する方法
- 枠線の太さを変更する方法
- 枠線を角丸に変更する方法
開発環境
- Dart 3.0.0
- Flutter 3.10.0
枠線(BoxDecoration)の基本的な実装方法
概要
Flutterにおける枠線の実装は、Container
ウィジェットのdecoration
プロパティを使用してBoxDecoration
クラスを指定することで行います。このセクションでは、枠線の基本的な実装方法を示します。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: Scaffold(
body: Center(
child: Container(
width: 200,
height: 200,
decoration: BoxDecoration(
border: Border.all(),
),
child: Center(
child: Text('枠線のデモ', style: TextStyle(fontSize: 24)),
),
),
),
),
);
}
}
サンプルコードの解説
- 5行目:
MyApp
クラスは、アプリのルートウィジェットを定義します。 - 8行目:
MaterialApp
ウィジェットでアプリケーションの基本設計を定義します。 - 9-21行目:
Scaffold
とCenter
ウィジェットを使用して、画面の中央にContainer
を配置します。 - 11-20行目:
Container
ウィジェットで枠線を追加するために、decoration
プロパティにBoxDecoration
クラスを使用しています。この例では、Border.all()
メソッドを使って全ての辺に枠線を追加しています。 - 18行目:
Text
ウィジェットを使って、Container
内に「枠線のデモ」という文字列を表示しています。
表示確認
それでは、表示を確認してみましょ〜
枠線の色を変更する方法
概要
枠線の色を変更するには、BoxDecoration
クラスのborder
プロパティ内のBorder.all
メソッドでcolor
パラメータを使用します。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: Scaffold(
body: Center(
child: Container(
width: 200,
height: 200,
decoration: BoxDecoration(
border: Border.all(color: Colors.red), // 色を赤に変更
),
child: Center(
child: Text('赤い枠線のデモ', style: TextStyle(fontSize: 24)),
),
),
),
),
);
}
}
サンプルコードの解説
- 15行目:
Border.all
メソッドのcolor
パラメータを使用して枠線の色を赤(Colors.red
)に変更しています。これにより、Container
の周りに赤い枠線が表示されます。Text
ウィジェットを使って、Container
内に「枠線のデモ」という文字列を表示しています。
表示確認
それでは、表示を確認してみましょ〜
枠線の太さを変更する方法
概要
枠線の太さを変更するには、BoxDecoration
のborder
プロパティでBorder.all
メソッドのwidth
パラメータを設定します。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: Scaffold(
body: Center(
child: Container(
width: 200,
height: 200,
decoration: BoxDecoration(
border: Border.all(color: Colors.red, width: 5.0), // 太さを5.0に設定
),
child: Center(
child: Text('太い赤い枠線のデモ', style: TextStyle(fontSize: 24)),
),
),
),
),
);
}
}
サンプルコードの解説
- 15行目:
Border.all
メソッドにwidth
パラメータを追加し、枠線の太さを5.0に設定しています。これにより、より太い赤い枠線がContainer
の周りに表示されます。
表示確認
それでは、表示を確認してみましょ〜
枠線を角丸に変更する方法
概要
枠線を角丸にするには、BoxDecoration
のborderRadius
プロパティを使用して、BorderRadius.circular
メソッドで角の丸みの大きさを指定します。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
home: Scaffold(
body: Center(
child: Container(
width: 200,
height: 200,
decoration: BoxDecoration(
border: Border.all(color: Colors.red, width: 5.0),
borderRadius: BorderRadius.circular(20.0), // 角を丸くする
),
child: Center(
child: Text('角丸の赤い枠線のデモ', style: TextStyle(fontSize: 24)),
),
),
),
),
);
}
}
サンプルコードの解説
- 16行目:
BoxDecoration
のborderRadius
プロパティにBorderRadius.circular(20.0)
を設定して、角の丸みを20.0の大きさで指定しています。これにより、Container
の角が丸くなります。
表示確認
それでは、表示を確認してみましょ〜
点線の枠線を実装する方法にもご興味のある読者様。以下の記事で分かりやすく丁寧に解説しておりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、枠線(BoxDecoration)の実装方法。色、太さ、角丸に変更する方法を解説してみました。読者様の開発の手助けに少しでもなればいいなと思いこの記事を書かせていただいております。弊社ではAndroid、iOS、Flutterを使ったアプリ開発についてのブログを多数投稿させていただいておりますので、ご興味のある方はぜひ!
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