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株式会社メモリアインクのいちのです
この記事でわかること
- リスト(List)に要素を追加する方法
- リストから要素を削除する方法
- 動的リスト(ListView)を作成する手順
- リスト内で特定の要素を検索する方法
開発環境
- Dart 3.0.0
- Flutter 3.10.0
1. リスト(List)の基本
Flutterでは、リスト(List)はデータの順序付けられた集合を扱うための基本的なデータ構造です。リスト内の各要素は、インデックス(整数)によってアクセスされます。以下は基本的なリストの宣言と初期化の例です。
サンプルコード
void main() {
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'いちご'];
print(fruits);
}
解説
List<String>
: 文字列型の要素を持つリストを宣言します。['りんご', 'みかん', 'いちご']
: リストを初期化し、りんご、みかん、いちごの3つの要素を持たせます。
2. 要素の追加(add)
リストに新しい要素を追加するには、add
メソッドを使用します。以下の例では、リストfruits
に「バナナ」を追加しています。
サンプルコード
void main() {
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'いちご'];
fruits.add('バナナ'); // バナナを追加
print(fruits);
}
解説
fruits.add('バナナ')
: リストfruits
に'バナナ'
を追加します。
3. 要素の削除(remove)
リストから要素を削除するには、remove
メソッドを使用します。以下の例では、リストfruits
から「みかん」を削除しています。
サンプルコード
void main() {
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'いちご'];
fruits.remove('みかん'); // みかんを削除
print(fruits);
}
解説
fruits.remove('みかん')
: リストfruits
から'みかん'
を削除します。
ListTileを使用した本格的な商品一覧画面にご興味のある読者様。以下の記事で分かりやすく丁寧に解説しておりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
4. 動的リスト(ListView)
FlutterでUIを構築する際、動的なリストを表示するにはListView
ウィジェットを使用します。ListView.builder
を用いることで、リストの要素を動的に生成することが可能です。
サンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) {
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'いちご'];
return MaterialApp(
home: Scaffold(
appBar: AppBar(title: Text('Dynamic ListView')),
body: ListView.builder(
itemCount: fruits.length,
itemBuilder: (context, index) {
return ListTile(
title: Text(fruits[index]),
);
},
),
),
);
}
}
解説
ListView.builder
:itemCount
にリストの長さを指定し、itemBuilder
で表示するウィジェットを定義します。ListTile
: リストの各要素を表示するためのウィジェットです。
実務で使用するのはほぼこれなのでここは大事なポイントです
リスト(ListView)要素の区切り線にご興味ある読者様。以下の記事で分かりやすく丁寧に解説しておりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
5. リスト内検索(where)
リスト内で条件に一致する要素を検索するには、where
メソッドを使用します。以下の例では、リストfruits
から「い」を含む要素を検索しています。
サンプルコード
void main() {
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'いちご'];
var result = fruits.where((fruit) => fruit.contains('い')).toList();
print(result); // ['いちご']
}
解説
fruits.where((fruit) => fruit.contains('い')).toList()
:contains('い')
を満たす要素のみを新しいリストとして返します。- つまり
'いちご'
のみがコンソールに出力されます。
6. まとめ
Flutterにおけるリスト(List)の操作は多岐にわたりますが、この記事で紹介した基本的な操作をマスターすることで、データの管理やUIの構築が格段に容易になります。要素の追加や削除、動的リストの生成、リスト内検索は、Flutter開発における重要なスキルセットです。これらの操作を活用して、より効率的かつ効果的なアプリ開発を目指しましょう。
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カード(Card)ウィジェットを使った、実用的なリスト(ListView)作成にご興味がある読者様。以下の記事で分かりやすく丁寧に解説しておりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
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